上手に ハンコ を捺すコツと管理方法(日本の「脱 ハンコ 」はいつになるのか)

オトナこそ勉強しよう
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 子どもが産まれたので ハンコ を作りました。

 印材は上の子と同じく「黒水牛の芯もち」で、大きさは12ミリの銀行印としてよく使用される ハンコ にしました。

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ハンコ を上手に捺すコツ

  • 捺印する紙の下、マットを敷くなどして適度な硬さにする
  • 朱肉をつけるときは、つけ過ぎない
  • ハンコ は紙に垂直になるようにのせる
  • 上・下・左・右の順で重心をかける(「の」の字を描くように)

 紙の下に敷く「捺印マット」がありますが、なければメモ帳など適度なクッション性のあるものでも代用できます。

 朱肉は印面を軽く押す程度で十分、朱肉をつけすぎるとムラになりやすいです。

 捺印するときに力や重心をかけ過ぎると滲んだり、 ハンコ を破損してしまうことがあります。

ハンコ の管理方法(使い終わったあとのケア)

 ハンコ を捺したあとは、朱肉を柔らかい布やティッシュで軽く拭き取ってからケースにしまいます。

 印面に朱肉が残っていると固まってしまい、印影に影響がでてしまいます。さらに、朱肉の油分がしみ込んで ハンコ が劣化してしまいます。

 ハンコ の保管場所は冷暗所が適しています。

 ハンコは年に1回、植物性天然オイルを少し含ませた柔らかい布やティッシュで拭いて保湿します(芯もちは乾燥すると芯に向かってへこみを生じやすい)。

ハンコ の素材(印材)について

 ハンコ の素材(印材)は木や牛の角など天然のものが一般的でしたが、最近ではチタンやアクリルなど金属製、樹脂製の印材が注目されています。

 チタンは耐久性が高く、軽くてさびないメンテナンスフリーの人気の印材です。

 アクリルは金属と違い着色できるので、「カラフルな ハンコ が作れる」と人気があります(アクリルは強度が高く加工性に優れているが、キズがつきやすいので取り扱いには注意が必要)。

日本で脱 ハンコ が進まない理由

 もう何年も「脱 ハンコ 」といわれていますが、日本には署名の文化や商習慣がないため ハンコ をなくすことは中々難しいようです。

 脱 ハンコ が進まないためペーパレス化も進まず、結果として紙書類を使っているため日本の企業はまだムダな仕事が多いといわれています。

ハンコ は「ジャパニーズサイン」として海外で人気

 ハンコ は日本文化の象徴のひとつで、外国の人にとって ハンコ は「日本らしい」「クール」と評価が高いです。

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