ガソリンスタンドによってガソリンの燃費が変わることがあるのか

我が家はシェル電気の契約をしているのでガソリンスタンドは昭和シェル石油に決めていますが、最近【同じ昭和シェル石油でも店舗によってガソリンの燃費が違う】と感じています。

参考記事

石油製品の品質確保について-品確法のご案内|経済産業省資源エネルギー庁公式サイト

スポンサードリンク

ガソリン(揮発油)の品質は法律で細かく決められている

生活との関連が深い石油製品(ガソリン、軽油、灯油および重油)については私たちの利益を保護するために【揮発油等の品質の確保等に関する法律(品確法)】があります。

  • 品質規格に適合しないガソリン(揮発油)、軽油、灯油、重油の販売禁止
  • 生産業者および輸入業者の品質確認義務
  • ガソリン販売事業者の登録義務および品質分析義務

品確法で石油製品の品質規格を定めることで安全に自動車を動かし、排ガスで環境を汚染しないように努めています。

販売業者の約1%が品確法違反をしている

2018年度には品確法が定める規格に適合しない事例は375件、これらに対しては資源エネルギー庁および各地方経済産業局が給油所に対して立ち入り検査を実施して法令順守の指導に努めています。

2018年度は245件の立ち入り検査が行われました。このうち157件(64%)に次のような指摘事項がありました。

  • 登録や届出内容の不備(登録内容関係、品質管理者関係、品質維持計画関係)
  • 書類管理や店頭表示の不備(分析帳簿、登録内容表示義務違反)
  • ガソリン等の品質(標準規格関係、品質不適合、未分析)

ガソリン販売業者は販売しているガソリンが規格に適合しているかどうかの品質分析を10日に1回(原則)する義務がありますが、品質分析義務違反は頻発しています。

ガソリン(揮発油)に混ぜ物をしても違法ではない

水に4体積%のオリーブオイルを入れた状態

ガソリンに灯油やエタノールが混じると品質が下がり燃費が落ちます。

しかしタンクローリーを兼用するなどガソリンの中に灯油やエタノールが混じることは避けられません。そのため品確法では灯油ならば4体積%以下、エタノールならば3体積%以下(※)をOKにしています。

しかし、この許容範囲を<混じっていても問題ない=混ぜても違法ではない>という解釈して悪用している業者も少なくありません。

E10対応ガソリン車の燃料として用いるガソリンを販売または消費しようとする場合における規格値はエタノール10体積%以下

ガソリンに混ざった灯油には揮発油税がかかっている

揮発油税とは「温度15度において0.8017をこえない比重を有する炭化水素油」に課せられる税金で、2019年現在の税率(暫定税率)は1000Lあたり48,600円です(1Lあたり48.6円)。

灯油も「温度15度…炭化水素油」の1つですが、揮発油税の対象外となっています。しかしガソリンに混じった灯油には揮発油税がかかります。端的に言うならば「損」、燃料どころかエンジントラブルの原因に対して税金を払うのは損以外のなにものでもありません。

どのくらい損をしているのか?4体積%の灯油が混じったガソリンを30L給油した場合は灯油が1.2L混じっていることになるので、揮発油税を58.32円余分に払うことになります。

粗悪ガソリンを入れると車はどうなる?

粗悪ガソリンをいれたときに多い現象の1つが「ノッキング」です。ノッキングとはエンジンから聞こえる異音全体を指します。

また、次のような場合も注意が必要です。

  • アイドリング中に電動ファンが頻繁に回る
  • アイドリング中の振動が多い(ダッシュボード周辺が共振する)
  • 加速力が落ちる
  • 登坂路で冷却水温度がいつもより高い
  • ガソリン特有の刺激臭が少ない(ペタッと貼りつくような臭いがする)

粗悪ガソリンを給油されてしまった場合は?

粗悪ガソリンを給油されてしまった場合は評判の良い燃料添加剤を入れると良いです。ガソリンの全量抜き取りは危険です。

スポンサードリンク

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください