「雨女はイヤだ」と思ったら龍神の神社で晴天祈願

天気で行動は制限されるため、雨女・雨男に対しては「運が悪い」とか「可哀そう」とか、理不尽ですが「雨女（雨男）がいるから天気が悪いんだ」と八つ当たりされるようなこともあるとか。

最近出かけるときに限って雨に見舞われる我が子。

ずっと楽しみにしていた野球観戦も雨。

真っ赤なカッパ、真っ白の長靴、久しぶりのパパと二人きりのお出かけ。

とにかく楽しそうだったので良し、なのですが。

これからプールの始まる季節。

水遊びが好きな我が子のために「雨女や雨男ができる晴天祈願」について調べてみました。

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「雨女」や「雨男」が生まれる理由

雨女は「雨を降らせる妖怪」と言われています。

妖怪は人が生み出したイメージであり、”妖怪”には良い妖怪と悪い妖怪がいますが、雨女は状況によって良し悪しが変わる妖怪です。

経験あるかと思いますが、遠足とか運動会とかを愉しみにしているときに雨が降れば『疫病神』、ずっと日照りで困っているときに雨が降れば『（雨）神様』です。

天気が雨だとネガティブになりやすい

多くの人にとって雨はネガティブです。

濡れたくないため行動に制限が出ることもネガティブになる理由のひとつですが、科学的にも「雨の日にはやる気が起きにくい」ことが実証されています。

雨の日は晴れの日よりも記憶に残りやすい

例えば、遠足の日に雨が降る。

体の状態としてはこのまま家でゆっくり休みたいのに、実際は遠足に行かないといけない。

面倒くさい。

こんなネガティブな気持ちが強くなり、脳に雨の日の記憶をより濃く残します。

雨が多い日本でも雨の日は1年のうち25～35％。

雨の日の記憶は残りやすいので、記憶に残っている日の天気は雨のことが多くなり、「私はいつも雨に降られている＝私は雨女」と勘違いしてしまうようです。

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雨女・雨男は龍神に守られているらしい

スピリチュアルな視点に変えると、雨女・雨男はその身を守る守護霊に関係していると言われています（私は霊を見たことがないので伝聞形で紹介します）。

守護霊にはいろいろいて、そのうち天候を司る自然霊の１つに龍神がいるようです。

雨女・雨男の守護霊はこの龍神だという説があります。

自然霊の中でも龍神は稲荷・弁天・天狗と並んで高位の神様に分類されているようで、雨女・雨男は雨に降られる不運を除けばラッキーと言えるようです。

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龍神様に晴天祈願をしてみては？

【雨女である】に科学的根拠はないので、科学的な克服方法もないので、科学的な理論は捨てて、スピリチュアルな改善策。

それには守護神とされる龍神を祀る神社に晴天祈願に行く方法があります。

【埼玉県 龍神を祀る神社】で調べるとずらっと出てきます。

秩父にある秩父神社なんて、周辺の水はキレイだしご利益がありそうです。

ちなみに、龍神が雨を降らせる理由のひとつは浄化です。

浄化の対象にはもちろん人間も入るので、先に浄化しちゃって雨を降らせる理由をなくすという理屈もあるようです。

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「夏越の大祓」で上半期の穢れを払う

晴れ乞いに穢れを払うのが有効ならば、6月30日には全国の色々な神社で「夏越の大祓なごしのおおはらえ」が行われます。

夏越の大祓は夏の風物詩で、現代風に言うと「上半期のデトックス」。

社の間に設置された大きな茅の輪を潜りながら上半期（1月～6月）のことを振り返り、物質的なこと・考え方・人間関係などを見直して、心身の穢れをすっきりと払ってしまおうという行事です。誰でも参加できる行事です（夕方から始める地域が多い）。

夏越の大祓の日に食べる風習があるのが「水無月」です。

六月の和名を抱く和菓子ですが、本来はこの日に食べるお菓子です。

水無月は白い外郎の生地に小豆をのせて三角形に切って作っています。

小豆は穢れを払い、三角の形は夏の暑さを払う”氷”を表していると言われています。

平安時代では氷は夏痩せ防止、現代で言う夏バテ防止？のアイテム（庶民が氷を口にするのは難しいので氷を象ったお菓子を食べた）。

平安時代中期に編纂された法律の細則「延喜式」には京都の北山にあった氷室の氷が宮中に献上されたと記されていて、この氷の解け具合によってその年の豊凶が占われたと言われています。