教育投資、幼稚園の子どものポイントは”共有すること”

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野球観戦に大興奮の長女。
「〇〇だったね」と楽しそうに語る姿は親としても嬉しい。
次女は長女のやることを見ながら色々なことに挑戦中。
「見て覚えて・やってみて・結果について考える」は試行錯誤の基本。

― 教育投資 ―

「投資」と聞くとお金が真っ先に出てきますが、教育投資では親はお金だけでなく時間の投資も大事になります。親が時間を投資して、子どもと一緒に過ごしながら様々な経験を共有することで子どもの自信が育まれ、ここで育まれた自信の土台となるものは将来の人格形成に大きな影響を与えます。

子どもは色々な体験をして心・頭・体を育てています。

体験の中には実際に五感を使った体験(=直接体験)のほかに、絵本やテレビを通した体験(=擬似的体験)もありますが、どちらの体験でも無駄なく成長につなげることができたら投資は成功となります。

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遊びながら自信の土台を作ることが大切

発達段階の子どもの脳は3回【認知革命】が起きます。脳が劇的に成長する感じのようで、1歳の次女は第一次認知革命真っ只中、4歳の長女は第一次認知革命を終えて第二次認知革命が始まるかな?といったところです。

  • 第一次認知革命(生後10ヶ月~3歳頃)は脳の海馬が主に発達し、イメージを作れるようになることで記憶機能が活発に働き始める。
  • 第二次認知革命(5歳~7歳頃)は論理的な話の組み立てができるようになったり、他人の気持ちを想像して思いやる心が育つ。
  • 第三次認知革命(9歳~10歳頃)は脳の前頭連合野が主に発達し、意志・判断力・モラル・情緒・アイデンティティーが育つ。

幼稚園に通い始める3歳~5歳は第一次と第二次の間にある重要な時期で、この期間中に初めて社会に出る子どもは多く、ここで子どもは多くの人とコミュニケーションを取りながら社会のルールを体得して【自信の土台】を築きます。

子どものコミュニケーション=遊び。遊ぶことで培った自信の土台がその後の人格形成に影響を及ぼしていきます。”自信”や”自分を肯定する力”のような【非認知能力】は目に見えないため発達具合が分かりにくいのが難点です。

五感を使った直接体験が未来につながる

成人後の経済状態や生活の質を高めるためには、就学前の教育が最も効率的である

ノーベル経済学賞を受賞したヘックマン教授の研究より

「(3歳から5歳の時期に)よく遊び、色々なことを直接体験させて、熱中して取り組ませることは”頭の良い子”を育てるために大切な経験」というのが発達心理学に詳しい内田伸子教授(お茶の水女子大学名誉教授)の意見です。

絵本や図鑑で学ぶ(知る)ことは疑似的体験であり、それに対して実際に五感を使って体験することは未来を思い描く材料となり、問題解決への力になります。

遊びの他に【習い事】も直接体験の1つです。

習い事はしてなくてもいいんじゃないかな?

幼稚園の年中になると、年少のときのような幼稚園ライフの戸惑いが母子ともに減るため、とかく習い事を意識するようになる傾向がありますが、「別にこれっていうのがなければ【習い事】はしなくてもいいんじゃないかな?」というのが私の意見です。

確かに、幼稚園児でも大体3人に2人が習い事をしている時代ですけれど。でも「娘がやりたいこと・向いていること」なんて母親にだって分からない…それが分かったのがスタジオジブリの『紅の豚』。

『紅の豚』は個人的には子供向けではない作品。信念とかダンディズムとかが分からないと”良さ”が分かりにくいと思っていて、娘たちには『となりのトトロ』や『魔女の宅急便』、『紅の豚』は娘たちが寝た後に夫婦だけで見ていました。

…が、ひょんなことから4歳の長女は『紅の豚』にドはまり。序盤のオイルが漏れているシーンで大笑い、飛行機作るシーンはガン見。…分からないものです。

台詞の8割は分からないだろうに、私も分かるまでに何年もかかった記憶あり、週一で見てます。長女につられて次女も見てます。梅雨だし、当分は週一の『紅の豚』鑑賞は続きそうです。

4歳児とはいえ立派に個性があるんだなぁ、と実感しました。

by カエレバ

習い事・教育費は月1万円未満が過半数

サンケイリビング新聞社が発行している「アンファン」が2019年3月~4月にWebで調査した結果、「子どもの習い事・教育費に毎月いくらかけているか(幼稚園関連費を除く)」という質問に対し、次のような結果がでました。

  • 5,000円未満 … 39.0%
  • 5,000円以上1万円未満 … 31.3%
  • 1万円以上2万円未満 … 22.0%
  • 2万円以上3万円未満 … 5.0% (残りは3万円以上)

この結果と色々な習い事の月謝を比較すると習い事は1個が多い模様。しかし、周囲のママたちから言われる「〇〇は絶対にやっておくべき」は体操、ピアノ、水泳、英語、バレエ、ペンシリア。”絶対”が多過ぎて…「よく1個に絞れたな~」と感心してしまいます。

「共有型しつけ」で認めることが大切

子どものしつけのスタイルには「共有型しつけ」と「強制型しつけ」の2つがあり、子どもの考え方や気持ちを認める(=優先して受け入れる)スタイルのしつけと、親の都合や考え方を優先して受け入れさせるスタイルのしつけがあります。

共有型しつけは小さな成功体験や達成感を積み重ね、子どもに自信と自ら考える力が身に付きます。強制型しつけの場合は、子どもが自信や意欲を失いやすく、親の顔色をうかがって指示待ちになる傾向があります。

この2つを比較すると共有型しつけの方が優れていますが、共有型しつけは難しく一歩間違えると”甘やかし”になりしつけ自体ができず、我侭な子どもにしてしまいます。

聞き上手「共有型しつけ」の3つのポイント

  • 子どもの行動をほめるときは具体的にする
  • 子どもに勇気を与えるように励ます
  • ひとつの行動が次の行動につながる様に言葉を選んで提案する

共有型しつけで失敗しない方法のひとつに、子どもと時間や経験を共有する方法があります。実際に子どもと一緒に遊んだり笑うことで、子どもの興味・関心を共有することができます。

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