2日連続で白髪を発見した旦那。
ロマンスグレーなちょい悪親父を目指しているらしい旦那なので「全部白髪になってもいい」と言っていますが30代で全部白髪はいささか早いかと。
ちなみに「ちらほら白髪」はただの疲れたおじさん、老け見えで嫌とのこと。
今回は白髪の原因と、改善・予防法について。
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髪色はメラニン色素の割合次第
メラミン色素には「黒色メラミン」といわれるユーメラミンと、「黄色メラミン」といわれるフェオメラミンの2つあります。
髪の毛の色はこの2つのメラミン色素の割合で決まり、例えば黒髪の日本人の場合は黒色メラミンの割合がかなり多いということになります。
白髪とはメラミン色素を含まない状態の髪の毛です。
実は出来立ての髪の毛はメラミン色素を含まないため白いままで、そこに個人差ありますが、黒色メラミンと黄色メラミンが生成されていって髪の色が変わっていくことになります。
髪の色が変わらないのは毛根の一番下にあるメラノサイト(細胞)でメラミン色素が作られないからで、それはチロシナーゼ(酵素)が機能していないのが原因です。
チロシナーゼが機能しない原因は、
・ストレス
・栄養不足
・老化
・遺伝
ストレスをなくす~は難しいので、白髪予防方法として有効なのは「食生活の見直しおよび改善」です。
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白髪を予防する3つの栄養素
・ヨード
・チロシン
・銅
この3つが白髪を予防するのに有効な栄養素です。
ヨード:メラノサイトを活性化
ヨードは細胞を活性化させる働きがあるので、髪の毛を作る細胞であるメラノサイトを活性化する効果が期待できます。
ヨードを多く含む食材は海藻類、イワシ、サバ、カツオ、ブリといった魚介類です。
海産物をメインにした、日本の伝統的食習慣に則っていればまず不足することはありません。
「昆布やひじきが髪の毛によい」というのには、こういう根拠があったのですね。
海外のサプリメントにヨード摂取を目的としたものがありますが(Amazonの海外直送品などで取扱いあり)、過剰摂取してもある程度排泄されて調整されるとはいえ、ヨードには耐用上限量があるので利用は注意が必要です。
・大人の耐用上限量 3,000μg
・小学生以下の子どもの耐用上限量 250~500μg
子どもはヨードのサプリメントは飲まない方がよいようです。
チロシン:メラニン色素の原料
メラニン色素の原料であるチロシンが不足すると、メラノサイトが市場に機能していても髪の毛に色がつかず白髪のままになります。
チロシンはチーズから発見された栄養素で、乳製品には多く含まれています。
他にも、果物、魚介類、大豆、ナッツ類にも含まれています。
チロシンは脳内伝達物質であるノルアドレナリンやドーパミンの前駆体として、感情や精神の調整に関係しています。
「ストレスで髪が白くなる」というのは、感情や精神が不安定になってチロシンが消費され、メラニン色素生成分はないと、そんな根拠があるようです。
ヨード同様に海外のサプリメントではチロシン摂取を目的としたものがありますが、その安全性については公表されておらず「おそらく安全」というレベルの認識です。
銅:チロシナーゼを活性化
銅はチロシンの効果を上げるチロシナーゼを活性化するミネラルで、体内では生成できないため食事で摂る必要があります。
銅は大豆やナッツ類に多く、野菜、穀物、魚介類、果物にも含まれています。
日本の伝統食には大豆が良く使用されているため、通常の食生活を送っていえば銅不足にはなりにくいです。
乳幼児や子どもについては、「あえてサプリメントで銅を補給する必要はない」と注意喚起されています。
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