無垢床についてしまった水の痕を消せる蜜ろう

★未分類★
★未分類★
この記事は約4分で読めます。

うちの床の一部は、深い色合いが特長のブラックウォルナットの『無垢材』です。

無垢材を使った床は「無垢床」や「無垢材フローリング」と言われ、価格は普通のフローリングよりも高めですが、足触りや色合い・風合いが個人的には気に入っています。

「ウォルナット」とはクルミの木。

他の材質に比べて硬いのが特徴。

建築会社さんからは「床からの反発が強くて足が痛くなる」と言われましたが、靴下や裸足で暮らして4年ほどたちますが特に異常はありません。

この家で育った子どもたちも特に異常がなさそうで良かったです。

[su_label type=”info”]スポンサードリンク[/su_label]

無垢床のデメリット

無垢床材がフローリング材よりも劣るのが機能です。

フローリング材は使いやすさを視野に改良された素材なので丈夫で、表面に樹脂製のシートを貼って防水効果など機能性があります。

一方で、無垢床は木肌がむき出しなので

 ・キズや打痕がつきやすい

 ・水や油が落ちるとシミができてしまう。

一方で、表面に樹脂製のシートを貼っている以上はフローリング材は「擦切れる」「剥がれる」「紫外線で劣化する」といったトラブルが生じます。

無垢床は劣化はもちろん、保水性があるので乾きすぎて木肌が荒れるということは滅多にありません。

もし表面が傷んでも削るなどして簡単に補修することができます。

修復のときに使うのが『蜜ろう』

市販されている商品は『蜜ろうワックス』や『蜜ろうクリーム』になります。

[su_label type=”info”]スポンサードリンク[/su_label]

蜜ろうを使えば無垢材にしみついた水痕を消せる

水滴の痕がついた無垢床

子どもがいれば家の中が水で濡れるなんて日常茶飯事。無垢床でもある程度の撥水効果はあるので直ぐにふき取ればシミにはなりませんが、些事に追われて後回しにしてしまって上の写真のようにシミになってしまうことがあります。

蜜ろうを使うと下の写真のようにこのシミが目立たなくできます。

蜜ろうをつけて1日馴染ませた後の状態

蜜ろうの使い方は簡単。

シミ周辺に蜜ろうをつけ、乾いた雑巾等で余分をふき取りながら馴染ませればお終いです。

できれば4~8時間はできるだけ触ったり踏まないようにすれば、蜜ろうがよく馴染んで撥水効果や汚れ防止効果が高まります。

[su_label type=”info”]スポンサードリンク[/su_label]

無垢床についたシミのケア方法

シミや黒ずみはやすりで削って蜜ろう

無垢床の最も優れている機能は「削れば新しい木肌が出てくること」です。

削るには紙やすり(サンドペーパー)が一番手軽で適しています。

紙やすりには目の粗さ(番目)があり、必要以上に木肌を荒らさないように#600~#800の細目がおすすめです。

気になる部分を木目に沿って紙やすりで削ったあと、削った部分を中心に蜜ろうをつければキレイになります。

紙やすりで削りたくない場合は酢で拭いて蜜ろう

細目の紙やすりで丁寧に処理すれば削ったことも分からないように修復できますが、木目に傷をつけるのが嫌という場合は酢(水)でシミの痕を消すことができます。

酢はそのまま原液でも、水と1:1に混ぜた酢水でも良いです(原液のままのほうが汚れは落ちやすい)。

酢は純米酢でも良いですが、私は除菌効果のあるアルコールが混ざった安価な醸造酢を使用しています。

拭いている最中は鼻にツンとくる酢独特のニオイがありますが、これは乾けばにおわなくなります。

脱衣所や結露する窓の傍など、湿度の高いところの木材は無垢材もフローリング材も黒ずみ(かび)が発生しやすいです。

<カビ退治=カビキラー>というイメージがありますが、木材に風呂場で使うカビ駆除剤を使うと木を傷めてしまいます。

木材のカビ退治には揮発性の高いアルコールや木材専用のカビ取り剤を使うのが一番良いです。

[su_label type=”info”]スポンサードリンク[/su_label]

蜜ろう、ミツバチの巣から採れる天然素材

「蜜ろう」とは、ミツバチが巣を作るときに分泌する”ろう(蝋)”です。

ミツバチの収穫時にとれたミツバチの巣をたくさんのお湯で洗い、いろいろな不純物を取り除いて精製したものが蜜ろうとなります。

融点が低いため精製工程でも化学物質を使う必要がなく、完全天然素材で人体に害はありません。

害がないどころか、日本では未だあまり馴染みがありませんが、美容や健康のために海外では巣ごとはちみつを食べる習慣があります。

自然素材なので手肌に優しく、小さな子どもやシックハウス症候群やアトビーなどアレルギー症状のある人でも安心して利用できます。

蜜ろうワックス(蜜ろうクリーム)には蜜ろうとエゴマ油だけで作られたものも多く、これらは口に入れても安全なので気の食器や乳幼児向けの木のオモチャの手入れにも使用できます(有機溶剤・乾燥剤等が不使用であるか要チェック)。

無垢床は乾燥して乾いてしまうことがあります。

そのため定期的に油を染み込ませて保湿する必要がありますが、素人の私は蜜ろうワックスを使っています(1~2年に1回の頻度)かけています。

蜜ろうワックスはネット通販での購入が基本となります(ホームセンターやドラッグストアはフローリング材用のワックスのみ取り扱い)。

十分に油が浸み込んだ無垢材には撥水効果(水を弾いて染み込ませない効果)があるので水の痕を防止する効果もあります。塗布後は木目が浮き出て気の表情をキレイに見せてくれます。

[su_label]ー この記事はここで終わりです -[/su_label]

前の記事:
トップページにもどる
次の記事:

[su_label type=”info”]スポンサードリンク[/su_label]

[su_label type=”info”]ブログをメールで購読[/su_label]

メールアドレスを入力して「購読」すると、更新をメールで受信できます。

88人の購読者に加わりましょう

コメント

タイトルとURLをコピーしました