チェーン装着車の方がスタックしにくい
タイヤチェーン装着車のみ通行を許す点について、国土交通省は「タイヤが滑って動かなくなるケースはチェーンの方が少なく、より確実な対策になると判断した」と発表しています。
自動車のタイヤ用のチェーンには金属製、樹脂製、そして最近では摩擦係数のあがる薬剤をスプレーするタイプのチェーンもあります。今回の施策では”通行可能となるチェーン装着車”はタイヤに金属製または樹脂製のチェーンをまいている自動車に限定され、スプレー式のチェーンは対象から外れます。
金属製チェーンと樹脂製チェーンの違い
金属製チェーンと樹脂製のチェーンのメリット・デメリットをまとめると次のようになります。
金属製 | 樹脂製 | |
メリット | ・樹脂製と比べて価格が安い ・凍結した道路に強い ・コンパクトに収納できる | ・乗り心地は金属製より良い ・乾燥路で使っても切れにくい ・種類が多い |
デメリット | ・乗り心地が悪い(振動や騒音が大きい) ・乾燥路で使うとすぐ切れる | ・金属製と比べて価格が高い ・収納性が良くない |
タイヤチェーンの国内生産量の約20%を占めるトップメーカーは株式会社エフ・イー・シーチェーンです。「雪道楽QⅡ」(金属・亀甲型)、「エコメッシュⅡ」(樹脂・ジャッキアップ不要)がオススメです。
カー用品の大手・CAR MATEが販売している人気商品は「バイアスロン クイックイージー」(樹脂・ジャッキアップ不要)で、国内No.1シリーズのタイヤチェーンとして”取り付けやすさ”に定評があります。『羽鳥慎一のモーニングショー』でも紹介され、チェーン装着未経験者が約1分でタイヤ(1本)に装着していました。
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