リコール車両は修理しないと事故の補償されない?車検も通らない?

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ヤマハのリコール(R4375)をチェック

ヤマハ(YAMAHA)は2018年11月20日(火)に国土交通省へ、<車両の一部に不具合が発生するおそれがあることが判明したこと>を届出(リコール)を行い、対象車両を所持している顧客全員に案内が送付され、現在市場回収が実施されています。対象車両と、不具合内容(YAMAHAからの案内を引用)は以下の通りです。

対象車両:YZF-R25/25A/3AおよびMT-25/03

リコール対象箇所の図解

”冷却装置において、ラジエターホースの材料及び製造条件が不適切なため、当該ホースの耐久性が不足しているものがあります。そのため、そのまま使用を続けると、当該ホースが損傷して冷却水が漏れ、最悪の場合、オーバーヒートするおそれがあります。”

引用元:ご愛用車の無償修理作業実施のお願い(ヤマハ発動機販売サービス部)

YAMAHAは無償修理を実施します。対策内容は、<当該ホース(左右)を対策品に交換し、当該ホースのクリップ及びクランプを新品に交換する>と案内されています。作業時間は約70分です。

どこで無償修理をしてくれるの?

基本的に、対象車両の購入店で対応してもらえます。

転居等によって販売店が近くにない場合は『ヤマハ改修コールセンター』(下記、連絡先)まで問い合わせましょう。コールセンターに問い合わせの際は、車両番号が必要です(封筒と案内を手元に用意しておく)。

0120-133-120(フリーダイヤル)
【受付時間】10:00~12:30/13:30~18:00(月曜~金曜、休日等一部例外あり)

回収作業にあたっては部品の手配や作業準備が必要となるので、アポなしでお店にはいかずに、必ず事前に連絡が必要です。また、作業時間は約70分と発表していますが、車両の状態によってはそれ以上かかる可能性があります。こちらも相談してみましょう。

完全に無料?工賃もかからない?

リコールに関する部分のみの作業ならば、パーツ代および工賃は一切かかりません。完全に無償です。工賃はYAMAHAが負担しているので、お店の人のただ働き(ボランティア)ということもありません。

リコールの無償修理について、リコール実施状況の把握などのため修理状況の情報はヤマハが一括管理しています。対象車両のリコール箇所を修理したら報告が行くような手筈が整っているようで、情報にはその車両が修理をしたかどうかも載っています。

リコールに関して「修理した」という記録が手元に残ることはありませんが、YAMAHAに記録は残っているので特に困ることはありません。

すでに修理済みの場合の費用は自腹?

市場での事故やトラブルをまとめた結果リコールが発生することがあるので、「リコールの案内が来る前にリコール部分を修理してしまった」というケースは少なからずあります。リコールになる前なので、この修理では修理費を払ってしまっています。

結論を言うと、「リコールの案内が来る前にリコール部分を修理してしまった」場合の修理費用(部品代金および工賃)は、領収書があれば後日請求できルケースが多いです。

まずは『ヤマハ改修コールセンター』まで問い合わせましょう。

このようなケースの場合、YAMAHAによるとコールセンターから担当部署に話が回り、担当部署の人と交渉していくことになるようです。その際に領収書と修理内容を記載した記録があれば話がスムーズに進みます。特に領収書はしっかりと保存しておきましょう(リコールが起きるまで時間がかかることもあります)。

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