ポエムや写真やイラストなど「個人が好きなこと」を一冊にまとめて作ったzineに注目が集まっているそうです。
「zine」という名前は、fanzine(同人誌)からきた言葉と言われていて、「専門的ではない個人的な小冊子」という意味があるそうです。
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zineの特徴
・誰でも作ることができる
・紙媒体で発信している
・必ず価格を設けている
個人で作っていることから発行部数にも限りがあり、二度と出会うことができないzineもたくさんあります。
一期一会の希少性もzine探しの楽しいところとも言えます。
誰でも作ることができる
出版社が作っているのではないため、zineは何よりも『自由』を大切にしています。
テーマはもちろん、作り手もデザイナーやイラストレーターといった所謂プロに限らず、会社員や主婦や学、例え小学生でも誰でも自由に作ることができます。
紙媒体で発信している
紙で発信するのは読み手に選んで買ってもらい価値ある一冊となるためです。
またzineを手に取ることで売り手と買い手、客だけでなく同じ価値を共有する仲間としてコミュニケーションを取ることができます。
必ず価格を設けている
初心者が作ったzineでも必ず価格を設定して販売されています。
この点がフリーペーパーと一線を画すところで、選んだ一冊にお金を払って買うことで、そのzineは読み手にとって価値のある一冊になります。
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zineの作り方
zineの発祥は80~90年代のアメリカ西海岸で、プロのスケーターでデザイナーでもあるマーク=ゴンザレスが自分たちの好きなものを集めて本(小冊子)を作ったことだと言われています。
コピー機の普及により人気が出て、今でもzineは両面印刷ができるコピー機があれば簡単に作れます。
たくさん作りたい、綺麗に仕上げたいという人は業者に依頼することをおすすめします。
1冊から安く作ってくれる業者もたくさんあります。
準備するもの
例えばA5サイズ、12ページのzineを作る場合
・原稿や素材(A4コピー用紙6枚分)
・印刷用A4コピー用紙 … 2枚
・表紙用A4用紙(厚紙や色紙など) … 1枚
・中綴じホチキス(180°開くホチキスでも代用可)
この4つがあれば基本的にできます。
原稿や素材について
原稿は手書きでもパソコンでも自由で、素材もなんでもかまいません。
原稿を作るときに注意するのは、綴じたときにきちんとした並びになるようにページを配置することです。
zine作成経験者によると、この作業が意外に難しいそうです。
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群馬県のzine文化
群馬県高崎市では3年前から半年に1回「ZINPHONY」というイベントが実施されているそうです。
主催者はデザイナーの男性でアメリカ旅行中にzineに出逢い、その面白さに惹かれて帰国後イベントを始めたそうです。
感銘を受けた人の行動力はすごいといつも感じます。
zineのクリエーターの中では群馬県はzineの文化が盛んなスポットとして注目されている様で、今ではイベントには県内外から参加者が集まるそうです。
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