夏の風物詩でもある花火ですが、自宅の庭で楽しんでいても騒音や煙・異臭など近隣住民とのトラブルに発展することがあります。十人十色の”一般常識”、どうすれば近隣住民とのトラブルにならず花火を楽しめるかまとめてみました。
正しい花火の楽しみ方
花火を楽しむためには必ず次の3つを用意します。火事やゴミの散乱を防ぐために大切なものなので必ず用意しましょう。また、子どもだけで花火をやるのは危険です。必ず大人の保護者と一緒に楽しみましょう。
- 水の入ったバケツ
- ゴミ袋
- ローソクまたは線香
風の強い日は火事の危険性があるので花火で遊ぶのは危険です。
花火をほぐしてはいけません。また、余った花火をポケットに入れる人がいますが、一時的とはいえ花火は可燃性・爆発物であり火薬もあって大変危険なのでやめましょう。
近所とのオープンな付き合いが大切
自宅の庭やマンション・アパートの駐車場で花火を楽しむことを問題視するケースが増えています。共用エリアではなく個人の私有地である自宅の庭での花火にも目くじら立てられることに私は驚いています。
花火トラブルの元は騒音や煙です。
しかし、「気に入らない奴は何をしても気に入らない」というものです。普段からオープンかつ良好な近所付き合いをしていれば基本的なマナーを守られた花火、特に小さな子どもが楽しむ花火に目くじらを立てられない傾向があります。
花火を楽しむためのマナー
マナーの悪さが公園や河川敷などでの花火禁止に繋がっています。そのため、花火煙火協会ではマナーアップを呼びかけています。
- 迷惑にならない場所や時間を選ぶ
- 音の出る花火、高く飛翔する花火は人や建物に向けない
- 周辺の建物の様子を確認し、風向きに注意する
住宅エリアで花火を楽しむ場合は20時までを目安にし、20分程度で終えるように心がけましょう。近隣住民に不安を与えないためにも水をはったバケツを必ず用意し、余裕があれば花火をした場所に水をまくなどしましょう。
万が一、花火で事故が起きたら
指定された遊び方を守った上で事故が起きた場合は、花火に在った欠陥が災害を与えたと判断して製造または輸入業者が賠償責任を負います。事故の起きた花火を必ず保管して、花火を購入した店舗または公益社団法人花火煙火協会に連絡するようにしましょう。
スポンサードリンク
コメント