睡眠負債、放置すると心身の成長が阻害される

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子どもの【睡眠負債】が問題になっています。

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睡眠負債とは

スタンフォード大学のWilliam C. Dement教授が提唱した言葉で、「日々の睡眠不足が借金のように重なり、生活のリズムが狂う等して心身に悪影響を及ぼす恐れがある状態」です。

小学校1年生での不登校の増加には、睡眠負債が関係していると考えられています。

小学校高学年以降には塾・習い事などで睡眠時間が良そう短くなり、睡眠負債が蓄積してしまいます。

夜型の子どもが増えている

日本小児保健協会が1980年・1990年・2000年に行った『幼児期の睡眠習慣に関する調査』によると子どもの生活リズムが年々夜型傾向にあります。

21時前に眠る子どもは5人に1人という割合でした。

「22時以降に寝る」が子どもの割合が増加(1.5歳児・2歳児・3歳児・4歳児・5-6歳児のすべてで増加)

日本の子どもは「夜更かしをしている」

日本の小・中・高校生は世界的に見て『夜更かしをしている』で有名。

そのため日本の子どもたちは、

  ・睡眠時間が短め

  ・朝食をとらない

  ・眠気を堪えて授業を受けている

眠気のために日中朦朧とし、学習障害や注意欠陥多動性障害など発達障害と勘違いされるケースも少なくありません。

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生活リズムを変えるより睡眠の質を向上させる

睡眠負債を解消する方法として有効なのは『早寝早起き』ですが、家庭ごとに生活のリズムはいろいろあります。

早寝早起きを必須とすると、家庭内のコミュニケーション不足など別のマイナスが生じてしまう可能性もあるので、生活リズムを変えるよりも睡眠の質の向上が良い改善策といえます。

今回は「枕」に注目します。

睡眠の質の改善案

小さな頃から枕を使う

子どもが枕を必要とするのは以前は10~12歳がといわれていましたが、いまはもっと早く、幼稚園の頃から使うと良いと考えられています。

ポイントは「運動」です。

以前10~12歳といわれていたのは、このころになると体育の授業でマット運動・跳び箱・鉄棒などで頸椎を酷使することが増えたからです。

しかし今は幼稚園でもマット運動などをするようになったため、幼稚園児も首に負担がかかっていると考えられます。

子どもの枕を選ぶポイント

 ・子どもの成長に合わせて高さ調節ができる

 ・通気性のよい素材

 ・洗濯機で洗える

ベビー枕の使用は1歳まで

子ども用の枕といってもベビーまくらをずっと使うのはおすすめしません。

なぜならばベビーまくらの目的は「頭の変形を防ぐため」です。

ベビーまくらは1歳くらいまでの使用が理想的です。

このころまでは頭の骨がまだ完全にくっ付かずに柔らかいため、

 ・同じ姿勢で寝続ける

 ・向きグセがある

こういう子どもの頭の形は変形してしまいます。

頭の変形については、上を真っ直ぐ向いて眠るから大丈夫ということもありません。

絶壁になります。

絶壁を防ぐためにベビーまくらの多くはドーナツ型で真ん中にくぼんでいるものが多いです。

また、ベビーまくらは頭だけでなく首から胴まで広く支えて寝ているときの体に傾斜をつけるようにしています。傾

斜は夜間の授乳などの後で吐いてしまったときに、吐いたミルクなどが喉に詰まって窒息してしまうのを防ぐ効果があります。

このように睡眠の質を向上するための枕とベビーまくらは“別のもの”です。

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