モーツァルトの曲を聞くだけで健康になるって本当?
[/word_balloon]モーツァルトの曲を10分ほど聴いていると、体がポカポカして唾液が出てきます。この生体反応について、免疫学的に解明されています。
体温が上昇すると免疫機能が向上し、唾液が出ることで免疫物質IgAが分泌され、風邪などの原因となる病原体やウイルスを撃退する力が高まります。
どのくらい聞けばいいの?
[/word_balloon]免疫音楽療法の権威である和合氏によると、1日3回、朝、昼、晩にそれぞれ20分ずつ聴いくと良いとのこと(気が向いたときに聞くでももちろん良い)。
[/word_balloon]週刊ポスト2022年5月6・13日号
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「モーツァルトの曲」といわれるのは、モーツァルトの楽曲には4000Hzの周波数が多いからです。
免疫音楽療法の和合氏が監修した書籍にると、4000Hzの多いモーツァルトの楽曲は、
・ ヴァイオリン協奏曲 第4番 二長調 K.218 ~ 第3楽章
・ ヴァイオリン協奏曲 第2番 二長調 K.211 ~ 第3楽章
・ 交響曲 第39番 変ホ長調 K.543 ~ 第4楽章
・ ヴァイオリンと管弦楽のためのロンド ハ長調 K.373
・ ディヴェルティメント ニ長調 K.136(125a) ~ 第2楽章
・ ディヴェルティメント 第17番 二長調 K.334(320b) ~ 第1楽章
・ セレナード 第9番 二長調 K.320 《ポストホルン》 ~ 第3楽章
・ セレナード 第13番 ト長調 K.525 《アイネ・クライネ・ナハトムジーク》 ~ 第2楽章
・ 弦楽四重奏曲 第17番 変ロ長調 K.458 《狩》 ~ 第2楽章
・ ホルン五重奏曲 変ホ長調 K.407(386c) ~ 第2楽章
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他にも、
それぞれ収録されている楽曲は異なるようです。
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周波数4000Hzは「延髄」を刺激し、副交感神経にスイッチを入れる特性があります。
「延髄」は、脳の中心部に遭って五感を司る脳幹部の一部で、自律神経と深い関係のある部位です。
延髄が音楽に刺激されるとスイッチが入る副交感神経は緊張を和らげる神経。
健康にとって重要なのは、副交感神経と緊張を高める交感神経のバランスが保たれることです。
現代社会はストレスなどの影響で交感神経が優位になりがち(心身が過剰な活動モードになりやすい)。
交感神経が優位な状態が続くと、脳梗塞や心筋梗塞のリスクが高まります。
・血圧や血糖値が上昇して血管が収縮
・血管が収縮して血流が悪くなり、脳梗塞や心筋梗塞のリスクが高まる
また、認知障害も起こしやすくなります。
・脳に栄養や酸素が行き届かなくなる
・脳にたまった老廃物が排出しにくくなる
・記憶を司る細胞に悪影響がでる(物事を忘れやすくなる)
モーツァルトの楽曲を聞くことで副交感神経のスイッチが入り、交感神経が劣位になります。
副交感神経が優位になると、
・血行がよくなり体温が上がる
・免疫物質IgAが分泌されて免疫力が高まる
・がん細胞を攻撃する免疫細胞が活性化される
・インスリンの分泌を促す(糖尿病患者に必要)
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