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・・・腰を、やった。
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ぎっくり腰!!??
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仕事中、台車を押しているときに足を滑らせて腰を痛めた旦那から着LINE。
ぎっくり腰は一度否定されたものの、否定理由が、
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だって重い物を持とうとしたわけじゃないし・・・
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「ぎっくり腰」は急に起こった強い腰の痛みを指す通称で、医学的には急性腰痛となります。
「ぎっくり腰」は原因ではなく症状に対する名前で、重い物を持とうとしたときに限らず、腰を捻ったりしたときはもちろん、何もしなくても、例えば朝起きて突然起きることもあります。
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それじゃあ「ぎっくり腰」ということで…病院に行く?
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整形外科、混んでいるからヤダ
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・湿布薬や痛み止めの処方
・骨に異常がないかレントゲンで調べる
このくらいなら、かかりつけ医のうちで対処できますよ?
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何で「内科」に湿布薬があるの?
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町医者は「内科」とか診療科にこだわる余裕ないんですよ。
高齢の患者さんは特にいろいろ、あっちやこっちや診療を求められますし…湿布薬は高齢の患者さんに処方することが多いです。
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かかりつけ医の先生と話しをしていて、PRESIDENT Onlineで読んだ『高齢者は「大学病院の専門医」をかかりつけ医にしてはいけない』を実地で知った気分です。
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高齢者診療、特に70歳以上の高齢者診療の基本は個人に見合った診療をすることで、「ある臓器の状態を良好に保つ」よりも「全体的に健康的」であることが大切。
日本の医療は「臓器別診療」が基本スタイルなので、大学病院の専門医はいわゆる「臓器の専門家」。
自分の担当する臓器の不調を治すことが目的で、例えば循環器内科の医師は血管系疾患のリスクを減らすために「コレステロール値を下げること」を目的に薬などを処方します。
しかしコレステロール値を下げると免疫機能が低下するので、ガンが進行してしまったり、感染症にかかりやすくなり、ガンや肺炎で亡くなるリスクが増えます。
ある臓器だけが健康になっても、高齢者は他の面に支障が出てしまうことが少なくありません。
だから高齢者診療は全体的に健康を診る「総合診療」で、それができるのは大学病院の専門医ではなく町医者だというのです。
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臓器への治癒力が高いのは大学病院の専門医。
まず町医者が総合的に診て、ある臓器への治療が必要と判断したら大学病院の専門医に治療をお願いする、これが日本の医療の理想的なスタイルです。
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「町医者のかかりつけ医をもつこと」は医療費削減にも効きます。
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なぜ?大学病院は高いの?
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それもありますが、「臓器別診療」は専門医がそれぞれで薬を処方するため、薬の量が増えてしまう傾向があります。
過ぎた薬の服用は毒になります。
高齢者診療では「気づけば15種類も薬を飲んでいた」(多剤併用)なんてこともよくあるそうです。
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信頼して話ができるかかりつけ医をもつことは、体に合わない薬を飲む機会を減らす役にもたちます。
記事を書いた医師のよると、病院との相性は「待合室に入った瞬間に分かる」とのこと。
明るい感じは、医師が患者さんときちんと向き合っている証拠だそうです。
[su_label]ー この記事はここで終わりです -[/su_label]
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