使い捨てコンタクトレンズが切れたのでアイシティに行ってきました。
処方箋の有効期限が切れているのは知っていたので「眼科にもいかなければ」と面倒ではありましたが、私にとって無いと困るコンタクトレンズ。
ネット通販でも購入できるのですが、40歳になると緑内障のリスクが高まるなど目の老化についても聞いていたので、検診も兼ねて行くことに決めました。
結論、「行ってよかった」です。
眼科で診断を受けたところ「角結膜上皮障害」と言われました。
重度か軽度かは言われませんでしたが、黒目に傷がついている角結膜上皮障害は感染症や視力低下など色々な眼疾患のもと。
眼科医からは処方された目薬を1ヶ月ほどさすこと、その間は悪化を防ぐためにコンタクトレンズの使用はできるだけ控えること、以上2点を言われました。
角結膜上皮障害の主な原因となるのはコンタクトレンズの適切な利用ができていなかったこと。
コンタクトレンズの長時間利用や、コンタクトレンズをしたまま寝落ちとか…己のズボラ度の高さを指摘された感じがしていたたまれなかったです。
これを機に目のケアに気を配ることになったのですが、ズボラ人間はたまに叱られることが大事ですね。
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コンタクトレンズの購入に処方箋は必要?
コンタクトレンズは「高度管理医療機器」に分類されるため、厳密には処方箋が無くても購入できます。
薬事法では処方箋は「薬剤師が医師の指示に従って処方医薬品を提供するため」に必要な書類であり、処方医薬品ではないコンタクトレンズはそれに該当しません。
コンタクトレンズ専門店が処方箋を必要とする理由
角膜につけて使用するコンタクトレンズは目のトラブルを引き起こしやすいため、使用者の目の健康を守るためにコンタクトレンズ専門店の多くが医師による診断(コンタクトレンズ処方箋)を必要としています。
コンタクトレンズは誰でも安全に使用できるわけではありません。
医師が診て、例えば角膜(黒目)に傷がついているなど、目の状態が適していない人の場合はコンタクトレンズの装着を控えるように指導があるそうです。
あ[su_label type=”info”]参考[/su_label]コンタクトレンズを使用できない人もいるって本当? | 【公式】アキュビュー®
黒目の傷、この目の異常は自覚症状がないことが多いです。
実際に今回の検査で私の黒目には細かな傷がたくさんついていて、しばらくコンタクトレンズの使用は最低限に抑えるよう指導がありましたが、私の視界には特に異常がなく、痛みもないので「傷がある」と言われた方が意外でした。
「視え方に異常がない」「痛みがない」からといって「目に異常がない」わけではないので注意が必要です。
コンタクトレンズ処方箋の有効期限
処方医薬品を提供するための処方箋の有効期限は4日間と法律で決められていますが、コンタクトレンズ処方箋は厳密には処方箋ではないので有効期限はコンタクトレンズ専門店や病院によります。
私が利用しているところは有効期限が1年間です。
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コンタクトレンズ眼障害「角結膜上皮障害」
カラーコンタクトレンズを含むコンタクトレンズ使用者の増加に伴い、コンタクトレンズの長時間装用やレンズの汚れを主な原因とした目のトラブルが増加しているそうです。
中でも多いのが黒目およびその周辺の膜表面に傷がついてしまう異常で、今回私が指摘を受けたのがこの症状です。
先生が眼球に特殊なライトを当てて傷を緑色に光らせて教えてくれましたが、コンタクトレンズの縁があたる辺りに細かな傷がたくさんついていました。
[su_label type=”info”]参考[/su_label]角膜に傷がついたらどうなる? 痛みなどの症状は? 原因と対策をご紹介 | 【公式】アキュビュー®
角膜上皮障害の主な原因
角結膜上皮障害の主な原因はコンタクトレンズをつけたことでの乾燥(ドライアイ)や機械的な刺激などのようで、場合によっては素材などコンタクトレンズそのものが関与することもあるそうです。
レンズをつけたまま眠ってしまったなどコンタクトレンズの不適切な使用は傷をつけやすいです。
角膜上皮は再生が速いので治るのも早く、視力障害が残らずに治ることがほとんどですが、再発するものもあるので注意が必要なようです。
角膜潰瘍:上皮から内部へと傷が深くなる
初期では角結膜上皮のみの傷ですが、角膜のキズが角膜上皮から角膜実質にまで及んでしまうと「角膜潰瘍」と呼ばれるより深刻な問題に発展してしまうそうです。
角膜潰瘍の症状は目の痛み・充血・異物感(ゴロゴロ感)などですが、まぶしさやかすみを感じたり、涙が止まらなくなったりすることもあるそうです。
角膜びらん:角膜上皮の一部が剥がれる
レンズをつけたまま眠ってしまったり、レンズ着脱時に爪でひっかいてしまったなどが原因で角膜上皮が傷つき一部分が剥がれてしまった状態を「角膜びらん」というようです。
症状は角膜潰瘍と同様。
「剥がれる」と聞くと怖いですが、この時点では傷の範疇のようで抗菌薬の入った目薬や眼軟膏を使って治療すれば視力障害が残ることなく直ぐに元通りになることが多いそうです。
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角結膜上皮障害は角膜感染症の原因のひとつ
角結膜上皮の傷から細菌が入ることで角膜感染症が起きてしまうことがあります。
コンタクトレンズを介して細菌が入ることもあるため、レンズの適切なケア・管理・取り扱いが重要になります。
レンズのケア・管理・取り扱いは特別なことではなく、レンズの使用期限を守り、レンズは定期的に消毒し、レンズ装着前には適切な手洗いを心がけることが大事なようです。
また、角膜感染症の予防や早期発見には眼科での定期検診が重要になります。
角膜感染症の症状
角膜感染症には目に痛みを感じたり、目やにがでたり、白目が充血したりなどの症状があります。
角膜感染症は早期治療が重要
悪化すると視力に影響が出ることもあります。
角膜感染症が視力に影響するほど悪化してしまうと、治療後も視力が元に戻らないといった後遺症が残ってしまうこともあるそうです。
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定期的な眼科検診を推奨
目の健康を維持するには2年に1回の眼科検診が推奨されているようです(61歳以上の高齢者は年1回推奨)。
さらに、すでに眼鏡やコンタクトレンズをつけている18歳以下の子どもは可能なら1年に1回の眼科検診が望ましいそうです。
眼科検診の費用
眼科検診の費用は、住んでいる場所やその他条件によって大きく変わり、さらに費用の一部あるいはすべてが医療保険や眼科保険でカバーされているかどうかによっても異なるそうです。
近所の眼科に確認したら「保険適用範囲で5,000円位」と回答が来ました。
40代以上は眼疾患にかかりやすくなる
加齢等が原因で40歳を過ぎると緑内障など失明に関与する眼疾患にかかる可能性がぐっと高まるので、
・緑内障の可能性を除外するための眼圧検査と視神経検査
・白内障および横断変性症など、その他眼疾患の可能性を排除するための眼内検査
以上の2点は検査しておきたいと感じています。
子ども医療費助成制度の活用
「子ども」については自治体の子ども医療費助成制度が利用できるようです(適用範囲は自治体や病院による)。
※「子ども」の定義(年齢など)は自治体によって異なる
子どもの弱視・斜視などは早めに発見・治療が大事といわれています。
目の病気は自覚症状が乏しいと聞き、実際に自覚症状なしで黒目の上皮に傷がついていたので、制度を上手に使って検査を受けさせてみようかと前向きに検討しています。
[su_label]ー この記事はここで終わりです -[/su_label]
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