我が家のある地域では自治会と子ども会育成会が中心に毎年4月頭に小学校の新1年生と上級生の顔合わせを兼ねて神社で交通安全と学業向上を祈願する会を開いています。
イベントの主催は地域の子ども会(育成会)。
「役員になると超面倒」「必要性が不明」とママ友にとって不評な子ども会。
通学班や学校生活に密着しているため強制的に参加せざるを得ない状況を不満に思いながら渋々参加する人も少なくなくありません。
今回は子ども会・育成会についてまとめました。
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育成会と子ども会の違い
子ども会は幼児から高校生までを構成員とした子どもたちと、それを指導したり援助したりする育成者が集まった集団です。
子ども会をサポートするのが育成会。
つまり親子で子ども会に加入する場合、子どもは子ども会、保護者等子ども以外は育成会に加入することになります。
「子どもたちは地域みんなで育成する」という考えのため、育成会員は地域の大人ならば誰でも加入できます(子どもの有無問わず)。
子ども会用語集 – 公益社団法人 全国子ども会連合会 (kodomo-kai.or.jp)
『子ども会』を英語でいうと
「子ども会」を英訳すると”Children’s Association”ですが、子ども会の意義を考えるとコミュニティーな感じがあるので次のようなイメージの方が私は強いです。
子ども会=Children-led social (a society led by children)
育成会=Supporter of Children-led social
子ども会に加入している子どもは約2人に1人
子ども会への加入は任意であり、現代の子どもたちの加入率は約50%です。
<子ども会に加入しない理由>
・保護者の負担が増えるから
・子どもが習い事などで行事に参加できないから
・行事に魅力を感じない
子どもたちのコミュニティとして重要と考える人がいる一方で、夫婦共働き世帯の増加などによりイベントや会議への参加が負担であると感じる保護者が増えているようです。
今回初めて保護者として子ども会イベントに参加してみると、
受付をして、神社のお祓いに参加して、帰りにお守りとお菓子を配布するのを育成会の役員さんがやってくれていました。
子どもたちの参加は約30分ほどでしたが、役員さんたちは準備~当日の片付けまである程度時間と労働が必要だったと容易に想像ができます。
今回は簡易的なイベントでしたが、クリスマス会など大規模なイベントになると「私たちってイベント会社なんだっけ?」レベルの業務になることもあるそうです。
子ども会・育成会の必要性と学校との違い
子ども会では基本的に子どもたちのことは子どもたちで解決します(育成者は子どもたちで解決するのを促す役割を負う)。
『学校』も子どもたちが集団生活をする場ですが、学習がメインなので同じクラスや学年単位での生活が中心になります。
子ども会は学校よりもダイバーシティーで、多様な年齢・多様な状況の子どもとコミュニケーションをとって人間関係を築く経験を積むことができます。
最近は少子化や核家族化の影響もあって年齢の異なる子ども同士が交わって遊ぶ機会が失われているため、幼いうちから社会性を身につけられる子ども会・育成会の重要性がより高まっていると言えます。
ライフスタイルに合わせて子ども会も変化するべき
家族が住む地域コミュニティのなかに子供会があり、集団登校などを代表的に学校とのつながりも密であることから、『忙しい』『興味がない』と思っていても子ども会の加入を拒否するのは難しいです。
実際に子どもがいる家庭は強制的に子ども会に参加しなければいけない地域もあります(加入しないと集団登校の班から外されるなどの実害あり)。
ここで問題視したいのが相手の加入したくないという思いを無碍にしておきながら、子ども会の方は現状の運営方法を変えずにいることです。
まず、隗より始めよ。
加入したくないという原因を洗い出し、忙しいライフスタイルに合わせて改善点を洗い出すことが重要になります。
私は地域の集まりはオンライン会議(web)を導入して欲しいです。子ども会の会議に参加するために子どもを放っておくのは何か変だと思うからです。
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