花が咲くグランドカバー、芝桜とポリゴナム

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庭の物置の前にブロックを敷く計画のため、退かした土を庭の低くなっているところに移しました。

当然ですが移転先は土がむき出しになり、このままでは風に土が飛ばされたり、野良猫のトイレとなってしまうので急ぎグランドカバーの選定に入りました。

南面で日当たりが良すぎる場所。

人目にも付くので、今回ここには冬でも枯れない常緑性の植物である『芝桜』と『ポリゴナム』を植えます。

ベンチ下や写真左の方はかなり浅い位置に柱を固定するための砂利が敷かれているので、ロックガーデン向きのポリゴナムを選びました(ポリゴナムの根は浅い)。

芝桜はいま植え時なのでホームセンターなどで安く売られていますが、ポリゴナムの取扱店舗は少な目。

そのためまずは芝桜を植えて、ポリゴナムはメルカリで入手した種をまく計画です。

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芝桜とは

芝桜(シバザクラ)はハナシノブ科の多年草で、”桜”という名前の由来は花の形が桜に似ているからです(花の色は薄桃、赤、薄紫、白が基本)。

英語で『moss phlox(苔状のフロックス)』と呼ばれるように、苔のように匍匐性があり、よく枝分かれをして地面を覆うように密生しながら広がります(苔とちがって葉は硬め)。

寒さや暑さに強く、常緑性もあるため、芝生の代わりに植えられることもあります。原産地は北米です。

芝桜の花言葉

wikipediaによると、花言葉は「臆病な心」「合意」「一致」「忍耐」「燃える恋」「華やかな姿」「一筋」とのこと。

参考:シバザクラ – Wikipedia

芝桜は”適度な管理”で育つ

寒さと暑さに強く、乾燥や病気にも強い、こんな芝桜は育てやすい植物に分類されますが、芝桜の専門店のサイトによると適度な管理も必要なようです。

芝桜(シバザクラ)の育て方・お手入れの方法 | 芝桜専門店「らくやのう」 (sibazakura.jp)

芝桜の水やりは過湿に注意

芝桜は過度な湿気に弱い性質があるので、風通しがよく水はけのよい土壌に植え、土の表面が乾いたら水を与えるのが良いようです。

気温が高い季節の水やりは早朝か日暮れの時間帯が鉄則

気温が高くなって水やりをすると土の中の水が熱湯になるので芝桜が枯れてしまいます。

開花後~梅雨入り前に刈り込み

梅雨から夏にかけての過湿や蒸れによる枯れを予防するため、花が咲き終わったあと(5月中が目安)に枯れた花がらごと剪定するように刈り込みをして風通しを良くします。

刈り込むことで芝桜の枝分かれが促進され、適度に密な具合で株がより成長します。

刈り込むときは株元を切らないように注意します

適切に刈り込むと1~2ヶ月ほどで新芽が出ますが、株元から刈り取ってしまうと新芽がでてきません。

肥料を与えるのは2~3月が良い

芝桜は2~3月頃に、遅行性の肥料を株元に与えると花付きがよくなるそうです。

液体肥料など速効性のものを開花後~梅雨前、真夏の気温の高いときに与えてしまうと肥料焼けを起こして枯れてしまう恐れがあるそうです

芝桜は挿し芽で増やせる

芝桜は挿し芽で増やすことができ、挿し芽作りは春と秋にできるようですが、基本的に植物の挿し芽を夏越えさせるのは大変なので秋(9月頃)がおすすめです。

埼玉県の平野部は霜が降りにくい地域なので、秋の挿し芽は発根したらすぐに植え付けることができます。芝桜の発根適温は15~20℃です。

挿し芽は新芽を天辺から5cmあたりで切ったものを使います。出来立ての若々しい枝を使った方が成長が早く、発根しやすい傾向にあります。

挿し芽作りは大体どの植物でも水はけのよい土を使用し、私は大体鹿沼土(赤玉土の小粒版)を使っています(鹿沼土は土自体に栄養分がないので枝の切り口が腐りにくい)。

ポリゴナムとは

ポリゴナムはヒマラヤ原産の植物で、「姫蔓蕎麦(ヒメツルソバ)」とも言われます。

日本には明治時代にロックガーデン用の植物として導入され、地面に接したところから新たに根が生えて広がっていく匍匐性があります(1株で50cmほど広がる)。

花は小さい花が1cmほどの球状に集まって金平糖のような形をしています(集合花)。

花期は5月から秋にかけてと長く(真夏に一度途絶える)、開花直後はピンク色で徐々に色が抜けて白色になるケースが多いようです。

ヒメツルソバ – Wikipedia

ポリゴナムは雑草レベルで強い

ポリゴナムは性質が丈夫であり、種や挿し木で簡単に増やせるため一部雑草化しています。

ポリゴナムを生育する上で注意するのが霜と土壌凍結。

耐寒性がそれほど高くなく、特に霜が降りると地上部が枯れて宿根状態になります。土壌が凍結してしまうと根も枯れて全滅(※)してしまいます。

※種子の発芽率が比較的高いため親株が死滅してもこぼれ種で翌年には新たな株が芽吹く可能性が高い

霜が降りるメカニズム

霜は気温が下がり、物体の表面が0℃以下になったときに水蒸気が氷の結晶になることで発生します。ガラスや金属など熱伝導性の高い物体の表面に霜はできやすいです。

同じ結晶でも雪は空気中で結晶化したもの、霜は地上で結晶化したものです。

霜が降りる条件は

・地面付近の気温が氷点下(0℃以下)

・風が無い・弱い(風が強いと空気中の温かい空気と混じり合って地上部の気温が下がりにくい)

・夜の天気が晴天で、上空に雲がないことで放射冷却が発生して強く冷え込む

・湿度が高い(空気中の水蒸気量が多い)

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