埼玉県内の幼稚園は2020年11月2日(月)に入園願書を受付開始しました(2020年の願書受付は新型コロナウイルス感染症の感染防止のため事前予約な幼稚園が多い)。
入園願書の受付は入園予定の子どもと一緒に行く幼稚園が多いです。
園内の保育システムで十分な保育が可能か測るため、子どもの知能と運動の簡単なテスト(面接)を実施する園が多いからです。
下の子が受けたテストは次の3つ。
- 〇□△のつみきを指示された場所におけるか
- ″りんご”や“ぞう”など簡単なモノの名前がわかるか
- 平行棒の上を歩くことができるか
面接のときは動きやすい服装で、上履きを持っていくと安心です(上履き持参の指示がない限り無くても問題なし)。
上履きを購入する場合はど定番のあの形で、白一色のものならば入園後も使えることが多いです(確実にするならば幼稚園に事前確認)。
ちなみに知能テストですが。
りんごを「食べ物」と言っても(下の子の回答)、ちょうちょを「虫」と答えても(上の子の回答)、正解不正解を確認するテストではないので問題ありませんでした。
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幼稚園入園料、幼児教育無償化の対象になった
新制度に移行していない幼稚園の入園料は無償化の対象となります(新制度に移行している幼稚園は完全無償化)。
在籍月数で割った入園料が毎月の保育料に上乗せ
新制度に移行していない幼稚園の入園料は在籍月数で分割した分が保育料に上乗せされ、毎月の保育料と併せて月額2.57万円以下ならば入園料はかかりません。
2020年11月現在の幼児教育無償化の上限月額は2.57万円です。
入園料が3.6万円で3年間(36ヶ月間)在籍する場合、毎月1,000円が保育料に上乗せされます。保育料(月額)が2.47万円以下ならば保育料も無料になります(満額無償化)。
但し、入園料の中に制服費やPTA会費が入っている場合、これは無償化の対象外なので支払う必要があります。
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幼稚園や保育園の『新制度』とは?
政府は子ども子育て新制度を立ち上げ、幼稚園などの幼児教育施設や保育園などの保育施設に新制度への移行を促しています。
幼児教育無償化はこの制度の1つの施策として誕生しました。
この制度の目的(の1つ)は質の確保された教育と保育を子どもに提供することです。
保護者や幼稚園・保育園に任せきりだった子どもの教育・保育を国や自治体主体で実施していく取り組みです。
いま幼稚園や保育園は旧制度から新制度への移行期なので2つが混在しています(まだ初期の2020年現在は旧制度の幼稚園が圧倒的に多い)。
保護者が注意するのは、新制度と旧制度の園では保育料の支払いが違うことです。
安い・高いではなく、端的に言えばお金の出どころの違いです。
まず、新制度に移行した園への保育料は国や自治体が直接園に給付するので保護者負担は0円です(給食費・教材費・冷暖房費等は保護者負担)。
旧制度の園への保育料は保護者負担ですが国や自治体から給付金が出ます。
給付金額は給付金の受取先で異なり、給付金の受取先を園にすると給付金の上限月額(2.57万円)を超えた分が保護者負担になります(給食費・教材費・冷暖房費等は保護者負担)。
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幼稚園の合う/合わないは自分の目で判断
新制度は幼稚園や保育園の教育と保育の環境の質が一定以上のものであることを保証する仕組みなので、新制度にしている幼稚園だからレベルが高いというわけではありません。
従来の教育方針を重視していて国や自治体に横から口を出されたくなくて旧制度のままという幼稚園もあります。
幼稚園や保育園はその運営方針や中で関わる人たちの価値観や教育レベルで1つずつ質や安全性が異なります。
やはり幼稚園選びは保護者が実際に園に足を運んで、自分の目で確認することをおすすめします。
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コメント
[…] 次の水曜日は幼稚園の願書提出日、うちの子が幼稚園に行くのが楽しみになりました。 […]