逆立ちしているような青虫「 チュウレンジハバチ 」の幼虫にバラの葉を食い荒らされた

植物のある暮らし
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 我が家のバラの葉が チュウレンジハバチ の幼虫、尻を跳ね上げて逆立ちしているような恰好の青虫たちに今年も食い荒らされました。

チュウレンジハバチ とは?

チュウレンジハバチ(写真AC)

 チュウレンジハバチ はお腹が鮮やかなオレンジ色の虫で、人差し指の先端ほどの大きさの黒い虫です。

 チュウレンジハバチ はバラに卵を産み、孵った幼虫がバラの葉をモシャモシャと食べます。

 蜜も花粉もないため他のハチは来ない上に、生命力が強いため次々と葉を茂らせるバラは チュウレンジハバチ にとって格好の宿り木だそうです。

チュウレンジハバチ の幼虫(青虫)

 チュウレンジハバチ はバラの茎に黒い線を描くように産卵し、孵化すると茎をパカッと割って幼虫たちが出てきます。

 チュウレンジハバチ の幼虫の発生は4~11月です(サナギになって土の中で越冬、春になると成虫になって卵を産み付ける)。

 茎にめくれているような痕があったら、バラのどこかに チュウレンジハバチ の幼虫がいる可能性が高いです。

 実際に、今回葉脈が残っている葉を辿っていくと、

 こんな感じに チュウレンジハバチ の幼虫が葉を食べていました(葉ごととって捕殺済み)。

チュウレンジハバチ の幼虫の駆除方法

 チュウレンジハバチ の駆除は捕殺が一番有効です。

チュウレンジハバチ の成虫の捕殺方法

 成虫の チュウレンジハバチ を捕殺する場合は茎に産卵している最中がいいです( チュウレンジハバチ には針がないので刺されることはない)。

 チョウレンジハバチはおしりの産卵管を茎に刺して産卵します。

 結構深く刺しているので軽く引っ張っても取れない、でも強く引っ張ると胴体で千切れることがあります。

チュウレンジハバチ の卵の駆除方法

 チュウレンジハバチ 産卵あと(茎に縦に入った切れ込み)を見つけたら、爪楊枝を切り込みに指して卵をすり潰すように駆除します。

チュウレンジハバチ の幼虫の捕殺方法

 チュウレンジハバチ 幼虫は数が多いので、葉ごと取り除いた方がよいです。

 幼虫は葉にがっしりつかまっているので、切り取った葉を振っても幼虫がポロポロ落ちることはありません。幼虫がついた葉はビニール袋に入れてしっかり口をしめます

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幼虫を殺すならば洗剤を溶かした水に葉ごと漬けておくとよい

 虫は、ゴキブリでさえ、洗剤で殺すことができます。

 虫は体の表面を油脂でおおっていて、それを洗剤で溶かしてしまうと気孔(空気穴)がふさがって窒息死します。

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