埼玉県は自転車保有率の最も高いです。埼玉県は“じてんしゃ王国”となるべく、安全・快適な交通網の整備などをして県民の健康増進をはかるようです。
2017年2月にはさいたま新都心にあるさいたまスーパーアリーナで「埼玉サイクルエクスポ2017」が開催されました。また同年4月には自転車損害保険への加入が義務になっています(詳しくは「4月1日から自転車損害保険の加入が義務に」を読んでください)。
埼玉県は平地が多いので自転車に乗りやすい環境ではあります。東京都内では“自転車が最も早い交通手段”と言われることもありますが埼玉県ではそこまでの高評価はなく、かといって“趣味”というには自転車は生活の中に根付いている存在です。
さて、現在我が家の自転車保有率は0.5です。子どもが成長するに従って保有率が上昇するのは容易に想像でき、自転車の出し入れをしやすいように庭の芝を一部はがして駐輪場までの通路を作りました。今回はその工程と芝の移植についてまとめました。
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所定の範囲の芝をはがす
コンクリートを敷く範囲がぶれないように先に木材で枠を作ります(木材は金属のペグで固定)。
木枠内の芝をシャベルで30cm×30cm位を目安に切り出して剥がしていく…のは理想ですが、種まきした芝なのでムラもあり土壌も粘土質で良くないのでバチヅルを使ってメリメリと剥がしていきます。
芝の移植は3月半ば~5月末が最適です(芝を植え付ける季節)。はがす前に灌水させて(たっぷり水をあげる。雨後でもよし)、根に土をつけた状態ではがします。
もちろんこの方法で四角に切り出せるわけもなく、はがれた芝はジグソーパズルのように予定地に移し替えていきました。できるだけ平らに並べて目土をいれ、根付くまでたっぷり水をあげます。
気持ち程度の砕石をしく
土は踏み均し、コンクリートが割れないように砕石を入れます。コンクリート系のDIYでつらいのが重い資材の買い出しです。砕石1袋はまだ私でも持てますが、インスタントコンクリート(インスタントモルタル)になると1袋が私では持ち上がりません。だから、できるだけ少なく手を打ちたいのが本音です。
本当ならば砂入れて砕石がベストですが、面倒なので砕石のみです(2.4㎡くらいに砕石4袋)。
土の中に空気があると後に沈みやすいので、砕石を敷いたら水をたっぷりかけて沼のような状態にします。これが正規の行程かは不明ですが、これをやっておくと比較的沈みにくくなります。水をためると土が比較的柔らかかったところや、大きなアリの巣があったところはかなり沈みこみました。
そして…砕石も一緒に沈みました( ´;゚;∀;゚;)
「2日間これを繰り返せば、砕石も噛み合って土が安定するだろ( ´∀` )b」と泥の中を楽しそうに旦那は歩き回っていました
コンクリートをしく
土が安定したらインスタントコンクリートの粉に水を混ぜてコンクリートにし施工していきます。水を混ぜるだけですが、量があると大変です。旦那は駐輪場をつくるときに鍬のようなグッズをホームセンターから買ってきました(電動ドリルにつけて撹拌させる道具はドリルが動かず使えませんでした)。
こんなのもあるようです(o゚Д゚ノ)ノ
広範囲で足場もないためコンクリートは3回に分けてしきました(体力的にも分割したいところ)。当然継ぎ目もできちゃいますが味にもなります( ゚ 3゚)
夏日のコンクリート施工は急激な乾燥を防ぐために水養生が大切です。コンクリートは水と反応して結晶をつくり固まっていくとされているので、ゆっくり反応をすすまして十分に結晶を育てられるように水をかけておきます。表面が乾かないようにジョウロで水をかければ良いです。
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暑くて表面がすぐ乾いてしまう場合はビニールシートをした方がよいです
コンクリートが固まるメカニズムについては「大丈夫?雨の中での生コン基礎作りに不安」を読んでください。
コンクリートが固まったら木枠を外して完成です。
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