固定資産税の基礎的なところ

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2月末に固定資産税(全4回)の支払いが終わりました。

両親が実家の土地と建物の固定資産税を払っていたのは知っていましたが、自分たちの財布から固定資産税が出ていくとその重みがグッと増します。

固定資産税、結構な負担です(軽減制度があってもしかも節税しようがない点がつらいです

今回は固定資産税についてまとめてみました。全く○○税が多くて困ります

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【目次】
・ 見出し1
・ 見出し2
・ 見出し3
・ 見出し4
・ まとめ

固定資産税の徴収は市町村

固定資産税は土地や建物といった“固定資産”を所有している人が納める税金です。家を買って初めて納めるというケースが多いのではと思っています。

固定資産税については毎年1月1日時点で登録されている所有者に、市町村役場から納税通知書が送られてきます。

固定資産税は4回の分割払いです。4回の各期限は市町村が自由に決めています。固定資産税は普通徴収なので税金を納める義務のある人が直接納税します(役所の担当窓口、金融機関、コンビニ決済などで納税)。

埼玉県の場合、都市計画法による都市計画区域のうち市街化区域内にある土地と家屋については都市計画税がつき固定資産税と一緒に徴収されます(参考:都市計画税/埼玉県公式サイト)。

建物(家屋)の資産価値チェック

固定資産税額は「賦課課税制度」といって各市町村が自動的に計算して決定します。そのため建物を所有すると資産価値を見るために役人が来ます(毎年来ない。所有したときの1回のみ)。
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資産価値の算出は加点制のようだが、“標準”については公示されていないので算出根拠は分からない。

「’17年12月に所有者になって役人が来たのが´18年1月10日だった」という場合でも’18年度(平成30年度)の課税対象にはなります。

役人が早く来ようが遅く来ようが納税義務に変更はないので、「できるだけ早く役人に来てもらった方が良い」という意見が多いです。私たちは催促して急いで来てもらいました。

理由は駐車場を作ったり、物置を設置したりしたかったからです。これらが固定資産税の課税対象になるかは不明瞭で、「絶対にならない」と保証されていないので設置前に役人にチェックしてもらうことにしました。

【固定資産税の課税対象基準】
・屋根があり三方以上に壁や建具がある
・基礎などで土地に固定されている
・居住、作業、貯蔵などに利用されている

固定資産税は上がる?下がる?

固定資産税は土地と家屋(建物)で分かれていますが、どちらも3年に1度評価の見直しが行われます。

土地の評価については地価が上がれば固定資産税額も上がる、地価が下がれば固定資産税額も下がる傾向は単純ですが、その土地の評価基準は明確でないので税額の変動(傾向)は読めません。

建物(家屋)の固定資産税額は「経年劣化で毎年緩かにでも下がっていく」と思いがちですが、意外と下がらないというのが一般的な評価だったりします。

原因は建築資材等の値上げです。「なぜ既存なのに建築資材?」と思うでしょうが、資産価値は同じ建物を建て直すのにかかる費用(再建築価格)に経年減点補正をして算出されます。経年劣化が加味されるようですが、建築資材等が値上がったらトントン、場合によってはプラス(増額)に転じます。
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納税者の負担増を防ぐために家屋の固定資産税の評価は再建築価格×経年減点補正か、以前の評価の“どちらか低い方”が採用される
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家屋が経年劣化しても固定資産税は変化しない

条件付き軽減措置に注意

固定資産税には条件付きの軽減措置があります。私たちの場合は現在、土地と建物のそれぞれに軽減措置が適用されています。

【土地の固定資産税】
住居が建っている土地なので土地の固定資産税が6分の1に軽減(200㎡を超えた分は3分の1)

【家屋の固定資産税】
新築住宅なので3年間家屋の固定資産税が2分の1に軽減。

現在で土地の固定資産税は約2万円、家屋を壊して土地だけ所有となったら固定資産税は約12万円です。建物の固定資産税は約5万円、4年目からは約10万円にポンッと値上がります。 

…高いなぁ

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