投票終了時刻が20時。
そして20時2分には、自民党がすでに200近い議席を獲っていました。
たった2分。
うちの選挙区でも、ある候補者に「当選確実」が付いていましたが、なぜか開票率は0%。
まだ開票されていないのになぜ当選確実がつくのか。
調べてみると、出口調査や新聞社などが独自で実施した調査(事前調査)で大体わかるそうです。
この調査の信用度はそんなに高いのか。
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出口調査?
[/word_balloon]投票所の外で実施している調査で、出口で待ち構えていることから「出口調査」といいます。
当選確実は、出口調査結果から投票結果を、統計学を利用して予測してつけていて、調査人数については状況(候補者数、各候補者の人気度、接戦地域など)によって異なります。
出口調査による統計学予測の確度は高く、調査対象約100人で得票数の誤差10%、400人で誤差5%の確度となっています。
すごっ!!
じゃあ、事前調査は?
メディア各社が実施している調査で(電話調査が多い)、無作為に抽出した対象に対してアンケートを取ることで投票予測をまとめます。
また複数の選挙事務所も取材するなど、多方面からメディア記者ならではの予測をしています。
そういえば投票所の外で出口調査をしている人を見たなぁ。
全員が声を掛けられているわけじゃないようなんだけど、雰囲気で決めるの?声かけやすいとか。
事前調査でも出口調査でも、対象者に年齢や性別の偏りが出ないような無作為さが確度や信頼度に影響を与えます。
特に、メディアは予測を外すと信頼が失墜するので必死。
できるだけ回答者数を増やしでデータの信頼を高めたり、選挙速報では熟練スタッフを配置して準備しているようです。
開票率0%で当選確実が予想される理由は分かりました(「予測」なのに「確実」という点は無視)。
しかし、今回は開票日を超大型台風21号が直撃。
投票箱を開票所に運ぶ選挙管理委員が少し気の毒になりました。
確かに「確かめ算」のような、ちゃんと数えた結果が重要なのは分かりますが。
そして開票作業は長い。
実のところ、開票作業は休憩とかないんでしょうか。
朝の4時にテレビをつけたとき、残議席数が「5」。
台風の影響で翌日開票の地域もあったのでその影響か、それとも未だ数えていたのか。
1日限りとはいえ、大変な作業ですね。
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