広告

牧場で習得!容器を振って作る手作りバターの作り方

★未分類★
★未分類★
この記事は約3分で読めます。

東秩父にある牧場「埼玉県秩父高原牧場(彩の国ふれあい牧場)」に行ってきました。入場無料で広い園内を散策でき、1人200円で乳製品の手作り体験ができます。

今回はバターでした。

スタッフの方の話によると、夏休み期間中はアイスやプリンの手作り体験もできるそうです。

スポンサードリンク

生クリームを振って脂肪を分離する

清潔なフタ付きの容器に生クリームを入れて激しく上下に振ります(フタと底に生クリームを強く叩きつけるように)。これでバターができます。

  • しっかりフタのできる容器を使う(500mlのペットボトルでも可)
  • 生クリームの量は容器の1/3以下

最初はチャパチャパと音がして、脂肪がくっついてくると音がしなくなります(この状態だとホイップクリーム)。さらに振ると水分が分離してバシャバシャという音がして、バターが完成します。

バターが完成したら割り箸などでかき混ぜ、出てきた水分をコップにうつします(これを3回繰り返す)。出てきた水分は『バターミルク』といって飲むことができます。バターミルクは栄養がたっぷり含まれています(超サッパリした牛乳でした)。

【注意】

気温が高い時期や体温の高い子どもの場合など、生クリームが温まるとバターにならないことがあります。容器を冷やしながら振る、子どもの場合は容器のフタの部分を持って振ると良いです。

生クリームと牛乳の違いは?

生クリームは、牛乳を遠心分離器にかけて乳脂肪分を濃縮したものです。

生クリームは水分中に乳脂肪の粒が混ざっている状態で、これを混ぜて乳脂肪を分離したものがバターです。

容器を振るだけでバターができる理由

生クリームの中に入っている脂肪は薄い膜に包まれています。容器に入れて強く振ることで膜が破れ、中の脂肪同士がくっつきます。

脂肪がくっついて、間に空気が入った状態がホイップクリームです。さらに振ることで空気と水分を押し出し、脂肪をさらにくっつけることでバターが完成します。

バターミルク(脱脂乳)とは?

牛乳やクリームから脂肪分を取り除いた液体です。「バターミルク」「脱脂乳」または「スキムミルク」と言われます。

バターミルクの脂肪率は 0.1%以下です。主成分はカゼイン、ラクトアルブミン、ラクトグロブリンなどのタンパク質、乳糖、無機質、その他ビタミンなどです。

バターミルクから水分を除いたものを「脱脂粉乳」といい、保存性があがり利用範囲も広がります。 

乳脂肪35%以上の生クリームで作る

バター作りに使用する生クリームは、種類別の欄に「クリーム」または「クリーム(乳成分を含む)」と書かれたものを必ず使用します。また、クリームの容器には乳脂肪分が書かれているので「乳脂肪分35%以上」の高脂肪のものを使います。

種類別が「乳又は乳製品を主要原料とする食品」や「植物性脂肪」のものではバターができません。

タカナシ乳業の公式サイトには「乳脂肪分42%以上の高脂肪のものを使用してください」と書かれています

好みでバターの重量の1.5%の塩を入れる

有塩バターにする場合は、バターの重量の1.5%に相当する塩(食塩)を入れます。塩の量は好みですが、おおよそ40ccのクリームに対し、0.3~0.4gが目安です。

手作りバターは変色したら絶対食べない

作ったバターはできるだけその日のうちに使い切ります。一度に大量に作って保存する場合は、小分けにしてできるだけ早く冷凍します。

スポンサードリンク

広告
takkaをフォローする
『  』

コメント

タイトルとURLをコピーしました