騒音トラブルになりやすい『シャッターの開閉音』

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大工さんがコツコツと作業を進めるのと並行して外壁屋さんが外壁材を取り付け始めました。

外壁はセラミック素材なので、石きり作業は少々賑やかです。

工事中の騒音については事前に建築会社さんが近隣住宅にその旨のご挨拶をしてくれています。

さて建築中のマイホームには3畳サイズの土間収納があります。

スキー道具やキャンプ用品などアウトドアで使用するものをここに収納する予定で、外に通じる間口は広く開閉したかったのでシャッターを取り付けました。

シャッターの開閉音は近所との騒音トラブルとして意外に多いもの。

今回は騒音について調べてみました。

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騒音基準は環境省の政策

環境基準とは”人の健康の保護及び生活環境の保全のうえで維持されることが望ましい基準です。騒音については環境基本法(第16条第1項)で規定されています。

維持されるべき騒音レベルは4つの指定地区(AA、A、B、C)で異なります。”

「どの地区を指定地区にするか」等は都道府県知事(市の区域内の地域については市長)に決定権があります。

地区の指定基準

 AA  静穏が必要な地域(療養施設、社会福祉施設等が集合している地域)

  A  住居専用で提供される地域

  B  住居用に提供される地域

  C  住居だけでなく、商業や工業等の用途にも提供される地域

各指定地域の騒音基準

騒音については昼間(6時~22時)と夜間(22時~翌6時)で騒音基準は異なり、夜間は昼間に比べて10dB音を落とすように指示されています。

昼間の基準値を例にすると、

  AA地域 50dB以下

   A地域 55dB以下(2車線以上の道路に面する場合 60dB以下)

   B地域 55dB以下(2車線以上の道路に面する場合 65dB以下)

   C地域 60dB以下(2車線以上の道路に面する場合 65dB以下)

幹線道路、線路、空港など音が出る施設の傍にある地域については別途で定められています

[su_label]参考[/su_label]騒音に関する総合目次/環境省

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シャッターの開閉音について

シャッターの開閉音は一般的に60dB以下であり、窓などで遮音されると45dB以下になることから、その地域でも昼間の時間帯ならば「騒音」として扱われません。

但し、老朽化して軋む音がするなど、製品本来の性能が阻害されたのが原因の場合は「騒音」に指定される可能性があります

一般家庭が発する音の大きさ

  110dB 自動車のクラクション(発生地から2m圏内)

   90dB 犬の鳴き声(発生地から5m圏内)

   80dB ピアノの音(発生地から1m圏内)・布団叩き(発生地から1.5m圏内)

   60dB 掃除機(発生地から1m圏内)・トイレの洗浄音(発生地から1m圏内)・アイドリング(発生地から2m圏内)

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遮音機能のある外壁材や窓材

我が家の外壁(サイディング)はKMEW社の製品で、KMEWの外壁材は250~1,000Hzの音域の音を遮音するようです。

外からの音を通さない=室内の音を外に漏らさない

遮音効果は近隣との騒音トラブル予防に役立つことが分かります。

ちなみに、遮音性は「音響透過損失(dB)」で表現されます。

外から入ってきた音の大きさ(dB)と中で聞こえる音の大きさ(dB)の差になります。

音響透過損失は製品とその厚みによって異なりますが、KMEWの製品は29~34dBの音響透過損失があります。

音響透過損失が30dBの場合、シャッターの開閉音が60dBでも家の中で聞こえる音は30dB。

ほとんど気にならないレベルにすることができます(構成材や開口部の仕様で遮音性は変化する)。

[su_label]ー この記事はここで終わりです -[/su_label]

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