埼玉県在住者が良く利用するスーパーといえば「ベルク」と「ヤオコー」です。地域の皆さんが良く利用する道路沿いに多数あり、駐車場も店内も広いため子ども連れでも行きやすい食品スーパーです。
「ベルクとヤオコーはどちらが良い」かと問われても優劣つけがたく、2つのスーパーの利用者は「近いから」「普段の通り道にあるから」というようにどちらが良いというわけではなく立地条件に合った方を選択して利用することが多いです。
今回はベルクとヤオコーを比較してみました(※個人的な見解も多分に含みます)。
営業利益率は僅かにベルクに軍配
コンビニやドラッグストアとの競争激化や人手不足などにより食品スーパー業界は厳しい状況ですが、埼玉を地盤としたベルクとヤオコーはどちらも高収益をキープしています。
- ベルク 営業利益率4.5%(2018年2月期実績)
- ヤオコー 営業利益率4.1%(2018年3月期実績)
ベルクでは作業効率を向上させるため、商品補充が必要なときはケースごと入れ替える仕組みを採用しています。
区画されたカゴの中に商品がゴロゴロと入っているので店員さんは陳列に時間がかからない(作業効率アップ)、利用する側としては商品を手に取りやすいというWIN-WINの環境です。
知名度は老舗の貫禄でヤオコーに軍配
TBSラジオの生活情報番組「ジェーン・スー 生活は踊る」が2017年6月に「第1回スーパー総選挙」を開催した結果、ヤオコーは安さとサービスの良さ、そして地域に根付いたブランド力で第2位にランクインしました。
ベルクは12位、知名度はヤオコーの方に軍配が上がっています。
ヤオコーは1890年に埼玉県比企郡小川町で創業した老舗の食品スーパーマーケットで、現会長は日本スーパーマーケット協会の会長を勤めるスーパーマーケット界の大御所です。
店舗数はヤオコーに軍配だけど…
ヤオコーは159店舗(埼玉県内84店舗)でベルクは106店舗(埼玉県内72店舗)と、店舗数はヤオコーに軍配が上がります。
しかし熊谷市以北のエリアに限定すると、ヤオコーは熊谷市に3店舗、深谷市に3店舗、本庄市に1店舗、上里町に1店舗あります。一方でベルクは熊谷市に8店舗、深谷市に2店舗、本庄市に2店舗、上里町に2店舗あります。
熊谷市以北にベルクが比較的多いのは、ベルクの発祥が秩父市であり、販売範囲を拡げていくとき真っ先に進出したのが熊谷市だったからです。
ちょっとした違いですが、熊谷市以北に住む私としては実情は異なってもベルクの方が店舗数があると感じています。
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