「良い塩梅」というように、梅を漬けるときの塩の量は難しいです。今回は塩辛過ぎた自家製梅干しの塩抜き方法を紹介します。
梅干しの塩抜き方法
- 水1Lに対し塩1gの薄い塩水を作る
- 塩水に梅干しを30分から3時間つける
- 軽く水を切り1~2時間天日干しする
塩抜きする時間が長いほど、次のように塩が薄くなります。
- 約3時間つけると約15%
- 一晩(約8時間)つけると約14%
- 1日(24時間)つけると約5~10%
また、塩抜きする環境(特に温度)にも影響されて、水温が高いほど塩が薄くなるのが早まります。
塩抜きすると保存能力ダウン
<塩分が濃い白干梅>は約180日間の長期保存(常温保存)が可能です。
一方で、塩抜きした梅干しは必ず冷蔵庫で保存し、1週間~2ヶ月で使い切る(塩分による)ようにします。
私は少量ずつ塩抜きしていくことにしました。
最後に塩漬けを失敗した理由
梅干しの理想的な塩分は15~20%です。つまり、梅1kgに対して塩150~200gを使用することになります。
しかし、そんなことも知らず塩漬けを始めた私、塩が多くても問題ないだろうと塩1kgを投入しました。
梅の量は多くても2kgでした。
結果、土用干しの1日目で表面にザリザリッと塩の大きな結晶ができていました。
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