ブログを遺産として相続できるかどうかを調べてみました。
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遺産としてブログを相続できるか?
遺産としてブログを相続することはできます。
相続するのは『著作権』です。
著作権は特にどこかに申請・申告せずに得られる権利で、創作した時点で自動的に付与されます。
つまり、ブログは書いた段階で自動的に著作物。
著作物(著作権)は現在の運営者が亡くなると法定相続人などが相続することが可能です。
ブログの相続に相続税は必要か
ブログは”資産”ではないので相続税は不要です。遺書の中に資産として記載する必要もありません。
例えばこのブログを遺産として遺した場合、相続した人はドメインとレンタルサーバーの利用料、WordPressの登録料の3つを定期的に支払う必要があります(3つ合わせて年間約3,000円)。
Google AdSenseの広告収入が現在1年間で約3万円なので一応プラスの遺産となれば…。
現在の運営者がそのブログを相続させようと思ったら、「相続人にIDとPWを教えておく」というのが一番スマートな方法です。
遺産相続でIDとPWを教えても問題ないか
遺産相続時にIDとパスワードを教えても基本的に問題ありません。
WordPressなどのブログ管理会社の多くは、その管理画面にログインするIDとPWが分かれば相続する人がそのまま使用することができるケースがほとんどです。
管理会社がブログ運営者(登録者)の生死をいちいちチェックすることはありません。
ただし、「管理者が亡くなったからIDとPWを知りたい」という問い合わせには基本的に応えてもらえません。
ブログの運営者がIDとPW、もしくは登録に利用したEメールのアカウントとPWを残していない場合は事実上相続できないことになります。
Googleはアカウントの相続が可能
遺産相続のとき、Googleアカウントを引き継ぐには亡くなった人(故人)の法定代理人が過去に故人のGmailアドレスから受け取ったメール(メッセージのヘッダー全体と本文)があればできます。
規定の手順を経て故人のメールアカウントにアクセスできるようになります。
その場合、故人の死亡を証明するものと、故人のメールアカウントにアクセスしたい人が故人の法定相続人であることを示す証明書(地域の法律に基づいたもの)が必要です。
WordPressとか、メール情報を登録するときはGoogle AdSenseで利用している
Googleのメールアカウントを登録しておけば、万が一の時の情報検索に困らなさそうです。
Google AdSenseは正式に相続可能
アカウントの所有権の譲渡は認められていませんが、死亡による所有者の変更は可能です。
Google AdSenseのアカウントはGoogleのメールアカウントとPWです。Googleは法定相続人に限りメールアカウントにログインできるので、PWをリセットすればGoogle AdSenseにもログインできるようになります。
但し、Google AdSenseの広告収入は相続可能ですが、A8net.やAmazonアフィリエイトの収益を相続することはできません。
A8net.やAmazonアフィリエイトの収益を得たい場合は、相続人が新たにアカウントを登録した後に、投稿記事を個別に編集して再リンクさせるのが唯一の方法となります。
相続したらまず収支関係の変更をする
前述したように、 このブログを遺産として遺した場合、相続した人はドメインとレンタルサーバーの利用料、WordPressの登録料の3つを定期的に支払う必要があります。
この3つはクレジットカード決済をしているので、私の死亡後は利用できなくなります。相続後は相続人のクレジットカード情報を入力しておく必要があります。
同時にGoogle AdSenseの報酬を振り込まれる銀行口座の変更も必要です。こちらも凍結されるうえ、ここに振り込まれると私の資産となってしまい相続に税金がかかってしまいます。振り込まれる前に銀行口座の速やかな変更が大切です。
どれもサイトにログインできれば解決できることなので、ログイン後すみやかに変更するようにしましょう。
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