風邪や感染症を予防 できる最もコスパのよい方法は「手洗い・うがい」(効果もある)

家族の安心を守る
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 お金や手間をかけず、簡単に 風邪や感染症を予防 できる効果的な方法は「手洗い」と「うがい」です。

 1月下旬になってインフルエンザやコロナを原因とした学級閉鎖が増えてきています。

 下の子はこの春小学校に入学するため、最後となった幼稚園生活はイベントたくさん。風邪や感染症にかからずに春を迎えて欲しいものです。

風邪や感染症を予防 :手洗いの効果

 風邪や感染症の原因となるウイルスや細菌は「手」を介して感染するので、手を洗うことはウイルスや細菌を除去して風邪や感染症の予防に役立ちます。

 咳やくしゃみのエチケット、咳やくしゃみをするときに口を手で覆ったことで手にウイルスが付着し、そのままの手で学校や家で共有しているモノ(ドアノブ、オモチャ、本など)に触れるとウイルスはモノを介して別の人に移動していきます。

 手洗いは呼吸器感染するウイルスや細菌だけでなく、胃腸炎といった消火器関連の感染症も予防できます。

風邪や感染症を予防 :うがいによって発症率は4割減少

 風邪とは「上気道に限局した急性炎症の総称」、つまり口を大きく開けたときに見える喉の奥に突発的に起きた炎症が原因のものを指します。

 突発的に起きた炎症の原因はウイルスや細菌で、うがいをすることによってこれらウイルスや細菌を除去できるので炎症を防ぐことができます。

 実際に【水をうがいをするグループ】と【何もしないグループ】で60日間の風邪の発症数を比較したところ、【水うがいをするグループ】のほうが発症率が4割少なかったという実験データもあります。

風邪や感染症の予防 :マスク着用は人にうつすことを防げる

 マスクを着用することによって風邪を防げるかは分かっていませんが、すでに風邪をひいている人(感染症にり患している人)がマスクをつけることによって他者への感染を抑制する効果はあると考えられています。

風邪の予防 ができなかったら

 風邪の予防ができず、風邪をひいてしまったとき「病院に行く」以外のどんな行動をとる人が多いか。

  • 総合感冒薬を飲
  • 葛根湯などの漢方を飲む
  • ビタミンCを摂取する
  • ハチミツを摂取する(一歳未満の乳児はダメ)

 総合感冒薬には風邪を治す効果はありませんが、風邪によるつらい症状を和らげる(自然治癒するまでの間の苦痛を減らせる)効果があると考えられています。

 最近の薬の生産量減少による鎮咳薬不足により「ハチミツ」の代替効果が注目されていますが(そこそこのエビデンスあり)、ハチミツには腸内で毒素を産生するボツリヌス菌がいるので一歳未満の乳児には絶対にハチミツを与えてはいけません

 

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