猛暑日をおそう「電力需給ひっ迫注意報」とは?

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6月の半ばは20℃を切る気温でしたが、月末、6月25日~6月30日の平均気温は約38℃。

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一昨日、昨日と39℃超え、今日は朝9時の段階で36℃。幼稚園の門のとこにある非接触型体温計が、今週は毎日ブーブー発熱警報鳴らしていたよ。

幼稚園のプールも暑すぎては入れないとか…毎朝子どもたちが園庭のスプリンクラーの周りを走ってるよ。

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予報では今日、明日と40℃となっていますが、土曜日から雨が降る予定なので気温も下がる…日曜日は38℃ですが、月曜日以降は30℃前半になる予定です。

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猛暑日が真夏日になっただけじゃん!!

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その日の最高気温によって「夏日」「真夏日」「猛暑日」が決まります。

 最高気温が25℃を超えた日 … 夏日

 最高気温が30℃を超えた日 … 真夏日

 最高気温が35℃を超えた日 … 猛暑日

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「酷暑日」ってなかった?

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「猛暑日」という言葉が気象庁で正式に採用されたのが2007年4月以前は、それまでは最高気温が35℃を超える日が少なかったこともありマスコミなどが俗称で「酷暑日」と言っていました。

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例年では、最も暑くなるのが7月下旬の大暑の頃から8月中旬にかけて、6月の段階で6日連続猛暑日というのは異常だそうです(※)。

※7月1日以降も数日猛暑日が続く予定

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気象庁ウェブサイトの「過去の気象データ検索」によると、昨年までの6月の東京の最高気温は

  第1位 36.2℃(2005年6月28日)
  第2位 35.7℃(1963年6月26日)
  第3位 35.1℃(2011年6月29日)

6月の猛暑日は過去3日だけ。それが今年の6月だけで6回、しかも36.4℃(2022年6月30日)と最高記録も更新しています。

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エアコンの設置業者や清掃業者が忙しいわけだ。うちも旦那がフィルター掃除してくれたし(フィルター掃除だけで冷房効率上がる)。

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電力需要ひっ迫警報(注意報)とは?

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エアコンといえば気になるのが「電力需給ひっ迫注意報」だね。

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「電力需給ひっ迫警報(注意報)」とは、経済産業省の資源エネルギー庁が発出するの警報で、電力予備率が規定値以下になる(電力の受給バランスが乱れる)と発令されます。

事前に国民に節電への協力を呼び掛けることで、計画停電や大規模停電(ブラックアウト)を防ぐのが目的です。

東日本大震災による電力危機の経験から生まれた日本独自の警報で、2012年から運用が開始されて2022年3月に初めて発令されました。

ちなみに最初は「警報」のみでしたが、電力需給に関して検討した結果、「注意報」と「準備情報」を新設。

警報と注意報は政府が発出しますが、準備情報は電力会社が発出するそうです。

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警報・注意報・準備情報の発出基準

電力需給ひっ迫警報は電力需給の見通しや供給予備率についての報告を受け、その情報をエネルギー庁が分析して発出判断されます。

発出されるのは前日16時頃。

その前の日には、一般送配電事業者が「供給力の追加対策を行った上で」送配電エリアの予備率が5%を下回ると予想されるとき準備情報を発信します。

このように供給対策対策を追加しても広域予備率が5%以下になった場合は政府が注意報・警報を発令します。

 広域予備率 5% – 3%となる見通し … 注意報

 広域予備率 3%を下回る見通し … 警報

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埼玉県にいる人は東京電力をチェック

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一般送配電事業者って「電力自由化」に則って自分ちで契約している電力会社でいいの?

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それは「小売電気事業者」で、「一般送配電事業者」は電力自由化以前からあった電力会社10社のみを指します。日本全土は10の供給区域に分割されていて、その供給区域ごとに1事業者があります。

電力自由化後に参入した事業者は「新電力」と言われ、前の10社とは区分けされています。

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埼玉県にいる人の場合、一般送配電事業者は何?

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埼玉県内の場合は東京電力パワーグリッド株式会社、通称「TEPCO」です。

埼玉県内の一般家庭が「東京ガス」で電気契約の供給契約を結んでいても、送配電をしている事業者は「東京電力」、電力需給ひっ迫情報は東京電力の公式サイトで確認することになります

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[su_label]参考[/su_label]でんき予報|東京電力パワーグリッド株式会社|東京電力ホールディングス株式会社 (tepco.co.jp)

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電力需給ひっ迫警報(注意報)が発令されたら?

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私にできるのは「節電」かな。

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警報および注意報は家庭や企業に対する節電要請なので、発令されたら節電するのが正しい行動と考えられます。

今回発令された注意報は4日間で解除(6月30日18時)されましたが、その要因は、

 ・節電への協力が得られた
 ・他の電力会社からの電力融通
 ・運転を停止していた火力発電所の再稼働

個人ができることはやはり「節電」です。

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特に節電を求められる時間帯は平日15~18時

土日に比べて企業での電力使用量が多いため平日は電力のひっ迫度合いが高まり、需給に余裕がでる理由の1つである太陽光発電の発電量は夕方にかけて減ります。

そのため、電力予備率が最も小さくなるのは平日15~18時となります。

この時間帯は冷房を適切に使用しながら熱中症を防ぎつつ、使っていない照明器具を消す、テレビなどの電源を切って待機電力を節約するなどの方法が求められます。

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節電を求められてもエアコンは適切に使う!

東京都内、6月28日~30日の3日間で連続で1日200人以上の人が熱中症の疑いで搬送されたそうです。

熱中症とは

「熱中症」とは体温が上がることで、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温の調節機能が働かくなることが原因で起きる様々な異常です。

「立ちくらみ」なら未だその場で対処して済む”軽症”ですが、「頭痛」「吐き気(嘔吐感)」「倦怠感」「虚脱感」等の症状が出ると”中等症”となり病院での処置が重要になります。

「意識障害」や「手足のけいれん」まで悪化すると、集中治療室行きになることもあるそうです。

熱中症を防ぐ方法は二つ

熱中症の一番の原因は「体温の上昇」。

そのため、危険な暑さを避けてエアコン(冷房)を適切に使うなど「体温を上げない工夫」、適度に水分を補給して「体温を下げる工夫」が必要になります。

水分補給のときに、塩分・糖分・ミネラル分を適度にとれると、更に暑さが原因に不調を予防する効果が高まります。

快適な気温と節電

様々な報道によると「エアコンを使って室内の温度を28℃にする」のが真夏の適切な節電となります。

私たちが過ごしやすいと感じる環境は気温18~25℃、湿度40~65%だと言われているので(個人差あり)、28℃は少し暑いと感じるかもしれません。

[su_label]ー この記事はここで終わりです -[/su_label]

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