2021年、2回目の冬を迎えた我が家の柚子(大実本ユズ/木頭柚子)の木。
アゲハチョウはミカン科の柚子の樹木を好むらしく、夏にはその青虫がついて一部の葉が葉脈だけになったりと、初心者向けでも実際育てればハラハラもします。
先日モルタルDIYで駐輪場を拡張したことで柚子の木も日当たりのいい場所に移動。
「さあ、あとは実がつくだけ」と待てども結実する様子なし。
近所のミカン系の樹木は続々と実をつけているのに…と思ったところで、そもそも柚子の木に花が咲いた覚えがないことに気づきました。
今回は柚子の実がなるまでの過程について調べました。
[su_label type=”info”]参考[/su_label]柚子の木に実がなるまで何年かかる?実をつける剪定・肥料のコツを解説! | BOTANICA (botanica-media.jp)
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柚子の花はいつ咲く?
柚子の木は毎年初夏、おおむね5~6月頃に白色の花を咲かせます。
柚子は自家結実性があるので1本だけでも実がなります。
人工授粉も必要ありませんが、筆などで花をくすぐるようになでて受粉させるとより結実しやすくなります。
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2022年GW、白いツボミがつきました。
1個だけですが。
そして、2022年もアゲハチョウの幼虫がきました。
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柚子の花や実をたくさんつけるポイント
柚子の木は放任しておくと花や実をあまりつけないため、剪定、水やり、追肥といった適度な管理が必要です。
2年に1回の植え替えで根切りすることも大切です。
一年中よく日が当たる場所で育てる
柚子は日光を好むので、日当たりの良い場所で育てると花をたくさん咲かせます。
特に、冬は株元まで日が当たる場所にします。
植木鉢は気候や周囲の環境の変化にあわせて育てる場所を移動できるメリットがあります。
花芽がつく3月頃までに剪定する
柚子の花芽は3月頃につくので、剪定は冬の間にします。
花芽は前年に伸びた枝の先につくため、剪定は枝先を全体的に切るのではなく不要な枝を付け根から切るように行います。
内側に向かって伸びた枝や込み合っている枝を中心に、枝全体に日が当たるようにバランスを見ながら間引く程度の剪定、全体の20%程度を剪定するとよいです。
花芽がつく3月頃から水切れに注意する
水は土の表面が乾いたらたっぷりあげます(夏は朝と夕方の2回あげる位がよい)。
水切れすると花や実が落ちやすくなるので、花芽が付いてから実が肥大する頃までは水切れさせないように注意します。
ただし、柚子の実が成熟する頃(10月が目安)からは与える水の量を減らし、土を乾かし気味にすることで実の味が引き締められます。
冬は生長が鈍るので土の表面が乾いて数日経ってから水を与えます。
※乾燥防止にバークチップや藁を敷くのもおすすめ
持続性のある有機化成肥料を与える
栄養が不足すると花が咲かなかったり、花が咲いても結実しなかったりするので、長くゆっくりと効果が続く肥料を与えます。
即効性と持続性がある有機化成肥料を、春(3月)、夏(6~7月)、秋(10~11月)の年3回与えると良いです。
※鉢植えは肥切れを起こしやすい
気温が低いと栄養を吸い上げる力が弱まるため、追肥は気温が12℃以上あるときにしないと栄養過多で根を傷めてしまう可能性があります。
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柚子に実がなるのはいつか?
柚子は最初の結実まで地植えの場合で4年前後、鉢植えで3年前後かかります。
柚子は結実すると徐々に大きく成長して黄色くなり、収穫は10~12月頃が適期です(種類にもよる)。
鉢植えの方が実がなるのが早いのは、樹勢が制限されるからだそうです。
しかし柚子は細根が多いので鉢植えでは根詰まりしやすく、そのため2年に1回、3月下旬~4月中旬に植え替えて植木鉢の中の風通しを良くする必要があります。
柚子の実ですが、残念ながら6月2日に降った雹で落ちてしまいました。
また来年、今度はもっと花が咲いて実がつくことを期待します。
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[su_label]ー この記事はここで終わりです -[/su_label]
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