母乳やミルクの汚れを落とせる洗剤の紹介

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  • 運動着などについた泥
  • シャツの襟部分などについた皮脂(酸化して黒ずんだもの)
  • 作業着などのついた機械油
  • 生理用ショーツなどについた血液
  • 乳幼児や妊婦の服についた母乳・ミルク

洗濯機や洗剤の開発メーカーの不断の努力で様々な汚れが落ちやすくなりましたが、上のような汚れは洗濯機で普通に洗う前にひと手間必要です。

母乳・ミルクが落ちないのはタンパク質が原因

乳児の服は母乳やミルク(人工乳)で汚れることが多いです。次女はゲップがあまりとくいではないので、ママやパパの服にミルクがつくのは日常茶飯味です。

母乳やミルクの汚れが落ちにくいのはタンパク質系の汚れだからです。

100ml中のタンパク質量

  • 母乳 6.7~8.3g※
  • 粉ミルク 平均11.0g
  • 牛乳 平均3.4g

※母乳は血液からできているので血液中の創タンパク量参考(個人差あり)

洗剤は皮脂などの油汚れの洗浄を得意とするものが多いですが、母乳やミルクといったタンパク質系の汚れの分解を得意とする洗剤は少ないです。そのため「しっかり洗っているのに黄ばみが…」ということが多いです。

母乳・ミルクの汚れにはプロテアーゼ(タンパク質分解酵素)配合の洗剤

タンパク質系の汚れはゴシゴシ力で洗っても落ちず、酵素(分解酵素)の力が必要になります。衣料用洗剤で使われる酵素は次の4つが多いです。

  • プロテアーゼ(タンパク質分解酵素)
  • リパーゼ(脂肪分解酵素)
  • アミラーゼ(デンプン分解酵素)
  • セルラーゼ(繊維分解酵素)

汚れを落とすときは「何に効くか」が重要ですが、洗剤の成分表には「酵素」とだけ書かれていて、どれに効く酵素なのかは不明なことが多いです。

例えば、乳幼児用洗剤として名高い『さらさ』(P&G)。『さらさ』には天然由来の”高活性オーガニック酵素”配合していますが何の分解酵素かは不明です。「繊維の奥まで届く」と書かれているPRから推測するとセルラーゼの類かと思われます。

プロテアーゼ配合の洗剤を”信頼”できるメーカーで”安く”買いたい

母乳・ミルク汚れを落とすにはプロテアーゼが重要なのですが、どれにプロテアーゼが配合されているのか分かりにくいです。

Amazon楽天市場で「洗剤 プロテアーゼ配合」と調べると有名無名合わせていくつもプロテアーゼ配合の洗剤が出てきますが、数が多くて価格幅が広いため適正価格が分かりません。

何を買おうか悩む……必要は全くありません。

花王(Kao)の主力製品の1つ『アタック』には独自開発したタンパク質分解酵素『アルカリプロテアーゼ』が配合されている洗剤がある(価格も500円未満)

アタックといえば「繊維の奥の汚れも落とす」が売り文句。

これは1987年発売のアタックから配合されているアルカリセルラーゼの効果ですが、花王はこの酵素を強力に改良すると共に、タンパク質の汚れが落とせるアルカリプロテアーゼの開発もしてきていたのです。

母乳・ミルク汚れを落とすときの注意(洗濯機に入れる前)

タンパク質系の汚れは時間が経つと固くなり衣類の繊維に固着してしまいます。タンパク質系の汚れも他の汚れと同様にすぐに洗うことが大切です。

タンパク質は熱で変質するので、お湯で洗うと逆に”落ちにくい汚れ”となってしまいます。

母乳やミルクなどのタンパク質系の汚れを落とすときは必ず水を使う

母乳やミルクで汚れたらまず石けんで揉み洗いします。これで汚れの大部分は落とせます。

次に30~50℃のお湯にプロテアーゼ配合の洗剤(アタック等)を入れて30分間~2時間浸け置きします。時間をかけてタンパク質を分解させます。酵素が働くには適温があるため、水温が下がらないようにお湯を継ぎ足して保温します。

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粉末洗剤の『アタック 高活性バイオEX』に8時間以上浸け置きしたら常温の水でも、古い汚れを含めて、きれいになりました(漂白工程はなし)。詳しくはこちらを読んでください。

最後に50℃のお湯に酸素系漂白剤を入れて10分間~1時間浸け置きします。塩素系は脱色してしまうので、必ず酸素系漂白剤を使います(過酸化水素が主成分のワイドハイターが代表的)。

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