秩父鉄道の広告に載っていたSLの写真に魅了された我が子。
「エシエル♡♡♡」とチラシを見る子どものために、SLパレオエクスプレスを見に行くことにしました。
土日および祝日がSLパレオエクスプレスの基本的な運航日ですが、桜と菜の花が咲く4月は平日の6日(木)・7日(金)も運行するそうです。
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SLパレオエクスプレスとは?
復活したSLパレオエクスプレス
秩父鉄道を走る蒸気機関車(Steam Locomotive:SL)C58363は1943年に製造されて、現役時代は東北地方の旧国鉄で活躍していました。
1972年に現役引退して埼玉県内の小学校の校庭に飾られていましたが、「さいたま博覧会」(1988年開催)をきっかけに1987に車籍を復活(現役復帰)。
2017年の今年で、運行30周年だそうです。
2010年に運行1900回を達成し、現在は2000回運転を目指しています。
「パレオエクスプレス」の由来
車名の「パレオエクスプレス」は2000万年前の秩父地方に生息した海獣パレオパラドキシアに由来しています。
「パレオパラドキシア」とはラテン語で、「昔の不思議な動物」という意味だそうです。
その名の通り、パレオパラドキシアの発見は世界で数体のみ。
そして、パレオパラドキシアを始めとした様々な化石からいまの秩父地方は昔は海の底にあったことが証明されています。
パレオパラドキシアは秩父鉄道駅・上長瀞駅から徒歩5分のところにある埼玉県立自然の博物館に展示されています。
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片道2時間40分、SLはゆっくり走る
パレオエクスプレスは基本的に土日および祝日のみに運行していますが、3月・4月・8月・11月は一部平日も運行しています。
また一部土日はイベント開催による特別運転で、運転区間・時刻・チケット発売方法など異なることがあります(貸切で通常のチケット販売がないことあり)。
パレオエクスプレスは運転日に熊谷駅から三峰口駅までを1日往復運転をしています。
停車駅は熊谷駅、武川駅、寄居駅、長瀞駅、皆野駅、秩父駅、御花畑駅、三峰口駅。
全区間乗車すると片道2時間40分のゆったりとした旅になります。
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SL乗車には普通乗車券とSL整理券が必要
SLは乗車する区間の普通乗車券とSL整理券またはSL座席指定券が必要(小学生未満の未就学児はSL整理券・SL座席指定券は一部場合を除き不要)です。
SL整理券およびSL座席指定券は事前に購入または購入手続きが必要であり、「今日乗りたい」と突然思い立っても乗ることはできません。
SL整理券(自由席) … 510円(大人・子ども同額)
● 着席できない場合がある
● 前売り券または事前予約が必要(運転日1ヶ月前から受付開始)
前売り券のは次の窓口で購入できる
・ SLの各停車駅窓口(前日の窓口営業終了時間まで)
・ 旅行代理店(前日の15時まで)
・ JR東日本管内の「みどりの窓口」・「びゅうプラザ」(2日前まで)
事前予約はWebまたは電話でできる
・ 電話予約(048-523-3317)は前日の15時まで
・ Web予約(予約フォームを使用)は前日の15時まで
● 乗車区間限定で割引チケット(乗車券とセット)あり
SL座席指定券(指定席) … 720円(大人・子ども同額)
● 未就学児でも座席を占有する場合は乗車券と共に必要
● 前売り券が必要(電話・webでの事前予約はない)
前売り券はJR東日本管内の「みどりの窓口」・「びゅうプラザ」でのみ購入可能
(一部取扱いのない窓口あり)
運転日1ヶ月前の11時~2日前まで購入できる
SL整理券およびSL座席指定券はそれぞれ発売枚数には限りがあり、なくなり次第終了となります。
また秩父鉄道前線においてSuicaやPASMO等は利用できません。
またSL整理券をWebで予約するとオリジナル缶バッジのプレゼントがあります(2017年4月現在の情報)。
その他にも秩父鉄道ではSL運行30周年記念スタンプラリー(2017年12月10日まで実施予定)、SL運行30周年記念入場券発売(2017年12月10日まで発売予定)など各種イベントが実施・計画されています。
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