保育の現場を実際に体験して学ぶ、子どもへの接し方と育て方

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娘の通う幼稚園では保護者が1日保母をやって保育の現場を学ぶ体験実習があります。一般的に運動会とかイベント前の実習が人気のようですが、一歩出遅れて運動会の後になりました。

すでに体験したママたちによると「1人参観日の様」とのことです。確かに、「一子は幼稚園で何をしているんだろうな」と楽しみでありますが…幼稚園ルールに対応できるかの不安はあります。

「1日参観日」と親から目線ができる余裕があればいいのですが、今はまだ「転入生」のような不安しかありません。

今回は保育体験について幼稚園の目的等をまとめてみました。

保育体験で保護者に学んでほしいこと

保育体験では、子どもの幼稚園での過ごし方(様子)や他の子どもとの関わり方を見ます。また、保護者自身が先生となることで、先生や子どもたち、またその保護者の人たちと実際に接することで、子育てについて改めて考える機会をもつことができます。

一子の通う幼稚園では、保育体験終了後には園長先生と担任の先生と個人面談が実施されます。

  • 子どもが安定した気持ちで過ごしているか
  • 友だちやクラスメイト、学年の違う年上または年下の子、保護者との接し方
  • 室外や室内で意欲的に自ら遊びを見つけたり、友達と仲良く遊んでいるか
  • 物事に集中し、話や説明を理解しているか
  • 食事、排せつ、着脱がどこまで自分でできるか

10月の初めに一子が初めてトイレでウンチができました。

ずっと出来るように成るのを待っていたのでとても嬉しかったのですが、旦那が「俺は一子くらいの年のときできたのかな?」という台詞に、早くトイレトレーニングが終わることだけを考えるだけでなく色々な視点から子どもを見る大切さを改めて感じました。

保育体験に必要な持ちもの・適した服装

保育体験はジャージやジーパンなど動きやすい服装が適しています。靴も動きやすい運動靴とナースシューズのように動きやすい靴が適しています。”幼稚園の先生”というと、あの可愛いエプロンが思い浮かびますが、あれは貸してもらえることがほとんどです。

名札も幼稚園が用意してくれるそうです。どんな名札なのか、名札を付けるのは就業していたとき以来なのでドキドキします。

保育体験では絵本や紙芝居の読み聞かせがあります。幼稚園の絵本を使ってもよいですが、家のものを持って行っても良いです。私は先日持っていく絵本を決めることができました。

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アクセサリー類は外していきます。

「自分でできる子」自律心を養う工夫

保育体験では子どもたちの園での生活のサポートがありますが、どこからどこまでサポートして良いのか難しいものです。あまり手を貸すのも、自分でできる子にするためにはよくないかなと思ってしまうのです。

幼稚園児とママの情報誌あんふぁん11埼玉版(サンケイリビング新聞社、2018年10月5日発行)の特集で、行動分析学者・奥田さんは子どもの自律心を養う工夫として次のように述べています(一部引用)。

「子どもが自力でできなくて当然」と考える

子どもに期待し過ぎると出来なかったときにイライラしてしてしまいます。私もあったことで、これは多くのママにありがちではないでしょうか。これ、基本的にロクなことになりません。

「子どもには自力で出来ないことがあって当然」と思うことで最初のハードルが低くなり、子どもができたときに思いきり褒めることができて子どもの次のやる気につながります。

「やって!」とぐずっても叱らない

子どもが「やって!」というのは、そう言えばママに全部やってもらえたとか、ママの注目がひけたということを子どもが覚えているからです。ママの注目がひけた、というのは子どもがママの愛情を試していることもであります。

「やって!」というときには絶対に叱らずに、しっかりと向き合って「こうやってみたら?」とやり方をゆっくり教えてあげることで「自分でできた!」と達成感を味わうことができます。

そうはいっても仕事をしながら、とか時間に追われる朝にはちょっと難しいのですが…(-“-)

子どもにちょうどいい課題を設定する

”ちょっと背伸びすれば手が届く”的なちょうどいい課題を設定することで、子どもの「できた!」をサポートすることができます。スモールステップの発想です。

思わず「あれ、やりなさい」「これ、やりなさい」と言ってしまいがちですが、1つずつステップを上げて達成させていくことが大切という考えです。もちろん「できた!」のときには思い切り褒めることも大切です。

男の子にどう接していいのか分からない

兄弟も妹1人、子どもも娘が2人、「男の子」が身近にいなかったため男の子にどう接して良いのか分かりません。聞けば、こういうママは多いそうです。

男の子と女の子にアリがちな気質をまとめると次のようになります。

男の子の代表的な気質

男の子は実験欲が強く、行動に移して何でも確かめようとします。「何でも試してみたい」と気持ちが強いため、”自分が体験していないこと”についての想像するのが難しくて人の気持ちを考えるのが苦手な傾向があります。女の子に比べて成長が遅いというのは、1つずつ実験して確かめて学んでいるからです。

  • 水たまりがあったらすぐに入る
  • 長い話を聞くのが苦手(目で見たことに比べて耳で聞いたことは頭に入りにくい)
  • 感情表現が単純で素直

女の子の代表的な気質

女の子は共感欲が強く、相手の表情を見てから行動に移します。女の子がグループを作りたがるのは共感欲の強さによるもので、女の子は人間関係を築くことや社会性を重視します。また、大人(特にママ)の行動を見て真似する”モデリング”も女の子の特徴です。

  • 完璧主義で理想が高い
  • 人の気持ちを想像できる
  • 失敗を怖がってしまう

ママも女の子であるので注意も必要

ママも女の子なので共感性が強く、自分と同じことをする子どもに対しては「良い子」、自分の分からないこと・嫌なことをする子どもに対しては「悪い子」と自分を基準に判断しがちです。

ママが子どもを褒めるときは自分が共感したことをできたとかではなく、”その行動の結果が良いことにつながったこと”を褒めることが大切です。

参考:幼稚園児とママの情報誌あんふぁん11埼玉版(サンケイリビング新聞社、2018年10月5日発行)。

 

 

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