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『ナス』は美容と健康に良い食材

昨日、上の子が学校で収穫した『ナス』を持って帰ってきてくれました。

学校の菜園にはナスの他にピーマン、きゅうり、オクラがあったそうですが、「1人1個」なのでナスを選んだとのこと。

子ども自身が「家族全員で分けて食べたい」と言ってくれたので、味噌汁の具にしました―――オクラじゃなくて良かった (;´∀`)

今回はナスについて。

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ナスは「子どもの嫌いな野菜ランキング」の常連

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ナスって、子どものときに美味しいと思ったことはなかったなぁ。

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ナスはアクが強い野菜ですので、子どもが嫌いな苦味や渋み、口の中が乾くような不快感があります。

他にもナスのスポンジのようなふにゃッとした感じ、キュキュッとした硬めの皮の歯ごたえなど、ナスの食感が苦手な子どもが多いですね。

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ナスは10分ほど水に浸けておくことでアクを抜くことができます。

但し長時間浸けておくとナスの栄養が水に溶けてなくなってしまうので、「あく抜き10分以内」は守る様にします(ナスの栄養成分は水溶性が多い)。

また、ナスは油で炒めることで独特の食感が無くなります

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ナスは90%水分なのに栄養が豊富

ナスは実の水分の約90%は水分の低カロリー野菜ですが(100gあたり18kcal)、栄養は豊富です。

ナスの紫色の色素「ナスニン」の効果

ナスの皮の濃い紫色の色素「ナスニン」は、アントシアニン系の色素で、ポリフェノールの一種でのようです。

抗酸化作用が強いため、

 ・がんや生活習慣病のもとになると言われている活性酸素を抑える効果がある

 ・コレステロールの吸収を抑える効果がある

また、「ナスニン」はアントシアニン系色素なので視力にもよく、疲れ目やドライアイの改善に効果もあるようです。

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ナスニンって「茄子」から抽出された色素だからなのは分かるけれど、ナス・・・ワールドワイドな名前?

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ワールドワイドで「ナスニン」です。

茄子から抽出されたから「ナスニン」。コーヒーから抽出された「カフェイン」、直茶から抽出された「テアニン」と同じ由来ですね。

茄子と日本語が採用されたのは「ナスニン」を発見したのが日本人、日本最初の女性学者で天然色素の研究者として著名な黒田チカさん(お茶の水女子大学名誉教授)だからです(黒田チカ – Wikipedia)。

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ナスに含まれるミネラルやビタミン

ナスにはカリウムやモリブデンと言ったミネラルが含まれていて、ビタミン類もバランスよく含まれているそうです。

 カリウム :体内の塩分を調節して、むくみを改善・予防する効果がある

 モリブデン :貧血予防の効果がある

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カリウムで浮腫みを改善する記事は前に書いたよ。
  『むくみ』はカリウム摂取で改善 | 『 』

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ナスに豊富に含まれる「コリンエステル」

ナスは一般的な野菜に比べて「コリンエステル」が豊富で、このナス由来のコリンエステルについて信州大学・北海道情報大学・(株)ADEKA等が共同で「血圧改善効果と気分改善効果がある」と国際科学雑誌『Nutrients』で発表しました。

コリンエステルは胃や腸など消化器官を介して自律神経に作用し、興奮を司る交感神経の活動を穏やかにすることで、血圧改善効果や気分改善効果などの機能を発揮すると考えられているようです。

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この共同事業は「新機能性成分によるナス高付加価値化のための機能性表示食品開発」を目的に立ち上げられ、「日本の農林水産業の国際競争力強化に向け、ナス栽培農家の所得向上」という明確な開発目標があったようですね。

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埼玉県って実はナスの生産量TOP10に入る県なんだよね(2019年は第8位、シェア率3.2%)

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[su_label]参考[/su_label]世界発!ナスの血圧改善効果を実証 ナス高機能化コンソーシアム|ニュース|農政|JAcom 農業協同組合新聞

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「秋ナスは嫁に食わすな」

「秋ナスは嫁に食わすな」ということわざ、これは『秋ナスは嫁に食わすにはもったいないほどおいしいから』と・・・いま言ったら炎上しそうな理由の他に、『ナスには体を冷やす作用があるから(=女性の体を冷やすのは良くない)』という説もあるそうです。

ナスが体を冷やす要因は「カリウム」。

体内の塩分濃度を調整するカリウムには利尿作用があり、尿が排出されるときに体の熱も排出され、塩分濃度が下がり血圧が安定したことで体温が上がりにくくなる効果があります。

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秋ナスと夏ナスって栄養が違うの?

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水分の量にわずかな差が出ると言われていますが、どちらも同じ「ナス」と思って問題無いと思います。

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[su_label]ー この記事はここで終わりです -[/su_label]

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