初夏特有のジメジメ感によって生まれる悩み、カビとか洗濯物臭とか。
そこに、今年新たに「子どもの汗の臭い」が加わりました。
特に、靴。
「母ならば子どもの臭いは耐えられる」なんてあるわけなくて、臭いものは臭い!
うちの子は特別臭うのかな?
幼稚園に子供が通う保護者を対象に調査すると、子どもの汗の臭いに悩む保護者は2人に1人、決して珍しいものではありません。
臭いの気になる場所としては、「靴」と「枕」が多いです。
特に幼稚園で水遊びが始まると地獄。
汗の臭いに生乾き臭が合わさって、鼻の奥にツ~~ンと響く刺激臭。
幸い子どもの靴はナイキ「ダイナモフリー」で、揉み洗いしやすい素材および形状なので、ウタマロ石けんを使ってしっかり揉み洗いしました。
上の写真のようにグニグニと曲げながら洗うと、ウタマロ石けんの特長と合わさってキレイに仕上がります。
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さて、体臭や口臭などニオイに対しての関心が欧米人に比べて低かった日本人も、最近はニオイ対策が当然のものとなってきました。
衣類用洗剤は部屋干し専用、加齢臭対策、開発陣の力の入れ具合を痛切に感じます。
デオドラント製品を使う子どもも増え、制汗スプレーは中学1年生から使い始める子が多いそうですが、デオドラントシートは小学校低学年から使う習慣のある子もいるそうです。
後日、漫画「あせとせっけん」を読んで子どもの頃から汗の臭い対策は重要だと気づきました。
「汗」や「臭い」って子どものトラウマになりやすいようです。
今回は幼稚園ママに多い「靴」と「枕」のニオイ対策について。
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靴や足の臭い
靴や足の臭いの原因
足の汗はエクリン腺から出る汗で、脇などに多いアポクリン汗腺から出る汗に比べて臭いが弱い、、、はずなのに、靴や足はとても臭います。
その臭いの原因は、足、靴下、靴について増殖した雑菌です。
足は汗腺が集中しているので汗をかきやすく、汗や皮脂が高温多湿の環境にあると雑菌の温床となり、それが臭いの原因となります。
革靴やブーツと違って子どもの靴は通気性が良いですが、汗を多く掻くので雑菌は増えやすいです。
定期的に靴を洗い、しっかり乾かす
靴は定期的に洗い、しっかり乾かして使用します。
梅雨の時期などジメジメした季節は靴が乾きにくいですが、雑菌も繁殖しやすいので、靴の乾燥機やスニーカーランドリーを活用してしっかり乾かし、常に清潔にしておきます。
足をケアして清潔を保つ
足の裏には特有の細菌「枯草菌」が発生し、角質をエサに増殖します(水虫の原因になるのは「白癬菌」)。
枯草菌は納豆菌の親戚なので、「靴のから納豆の臭いがする」は勘違いではないのです。
枯草菌を始めとした細菌の増殖を抑えるには、
・足の指の間までしっかりきれいにする
・かかとや足の指の付け根など硬い角質は軽石でケアする
帰宅後など、靴を脱いだら足をデオドラントシートで拭くのもおすすめです(そのときには靴下の交換も理想)。
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【注意】足に痒みがある場合は水虫の可能性あり
枯草菌は常在菌の1つですが、白癬菌は皮膚感染症(水虫)を引き起こす細菌なので、治療には所定の薬剤や通院が必要になっています。
ライトノベル「魔導具師ダリヤはうつむかない」では、異世界に転生したダリヤが友人ヴォルフに渡した五本指靴下+乾燥機能付き中敷き、それがやがて騎士隊の中で水虫対策に有効と騒ぎになる件があります。
水虫になった足も強く臭います。
そして子どもの足も水虫になります(ほとんどが家庭内感染)。
白癬菌に感染した皮膚は菌を殺すためにリンパ液を出し、リンパ液によって柔らかくなった皮膚には細菌類が増殖しやすく臭いやすくなってしまいます。
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枕の臭い
枕の臭いの原因
子どもの枕の場合、臭いの原因はほとんど汗や皮脂が原因で繁殖した雑菌です。
雑菌が繁殖したまま放っておくと、菌の分解物や菌の死骸などで臭いは悪化していきます。
またシャンプーの後に髪を乾かさずに寝るとモラクセラ菌が繁殖し、枕から生乾き臭がすることもあります(洗濯物などの生乾き臭もモラクセラ菌が原因です)。
「washable(洗える)」が良い
子どもの枕を選ぶときは「成長の合わせて高さ調整ができること」が一番、臭い対策なら「洗えること」も重要です。
オススメは寝具大手「西川リビング」の、SuuGooシリーズのキッズ向け「ぼくのわたしのまくら」です。
流石、寝具専門店といえるクオリティです。
枕カバーは綿・ポリエステル混合の素材
臭い対策は雑菌が増える前に乾くことで、枕カバーは化繊を含む速乾性のものが良いです。
汗を吸って欲しいので、木綿6~8割に化学繊維2~4割くらいの素材が理想的です。
クール素材の枕カバーもありますが、汗を吸わずに肌にくっつくため、うちの子たちには不評です。
[su_label]ー この記事はここで終わりです -[/su_label]
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