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梅雨明け、熱中症を予防する5つのポイント

梅雨があけると「真夏日」や「猛暑日」と言われる気温の高い日が続き、熱中症になりやすくなります。

熱中症は高温高湿の環境で起きやすいです。

そのため注意するのは真昼の屋外だけではなく、室内や夜間でも注意しなければいけません。

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熱中症とは?

熱中症とは暑さで体温を上手に調整することができなくなった状態で、めまい・頭痛・吐き気などの症状が見られます。

体温を調節する機能が未熟な子どもの場合は熱中症になりやすいので、特に注意が必要です。

子どもの場合はめまいや吐き気などの症状が上手く伝えられないので、早めの予防と対策が大切です。

熱中症の予防と早期発見

・エアコンで温度と湿度を管理

・外出前は天気予報を必ず確認

・小まめな水分補給

・体調に異変を感じたらすぐに休む

・周囲の子どもの様子にも注意

熱中症かな?と思ったら

「熱中症かもしれない」と思ったら風通しの良い日陰や冷房の効いた涼しい室内に移動します。

熱気を逃がすために衣服を緩め、濡らしたタオルで首・わきの下・膝の裏など太い血管に近い場所を冷やします。

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エアコンで温度と湿度を管理

夜間でもエアコンを上手に使い、部屋の温度と湿度を高くしないように注意しましょう。

暑さで眠りの質が低下すると体に疲れが残りやすく、熱帯夜など暑い日が続くと徐々に体力が低下してしまいます。

体力が低下すると熱中症になりやすくなります。

ダイキン「風ないス」機能が話題

ダイキン工業のルームエアコン(比較的以前に発売されたもの)には「風ないス」ボタンや「カビないス」ボタンがついています(※)。

※「風ナイス」機能は今も使用されていますが、最上位機種については風が直接当たらないだけでなく室内の温度ムラを解消する機能も付加された「サーキュレーション機能」が付いています。

※「カビないス」機能は「内部クリーン」という名称に変更されています。

エアコンは使ったらしっかり乾かす

冷房や除湿をすると室内機内部の熱交換器が結露してしまい、この水滴がカビやニオイ(生乾き臭に似たニオイ)の原因となってしまうことがあります。

冷房や除湿を使用したらすぐに電源を切らずに、2時間ほど送風して熱交換器を乾かしてから電源を切るようにするとカビやニオイを防ぐことができます。

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外出前は天気予報を必ず確認

毎朝天気予報をチェックする習慣を身につけて、暑い日は外での活動をできるだけ減らすようにします。

やむを得ず長時間外で活動する場合は水分と塩分を定期的に補給し、涼しい場所で休憩するようにしましょう。

外出の間は汗の量に注意します。

汗が出なくなったら直ちに涼しい場所に移動し、体温を下げるようにします。

温度が高いと体から汗が蒸発するのを妨げ、体温を下げる効果のある汗が出にくくなると体温が一気に上昇します。

小まめな水分補給

水分補給は「喉が渇いたと感じる前に」「少量を小まめに」することが大切です。

子どもの場合は遊びに夢中になっていると喉の乾きを無視しがちなので、小まめに声をかけて水分補給をさせなくてはいけません。

また、睡眠中の水分不足も危険です。眠る前の水分補給も忘れないようにします。

子どもは大人よりも小まめな水分補給が必要です。

子どもは体内の水分量70~80%と大人より多い上に、大人よりも代謝が盛んで汗をかきやすいからです。

また、子どもの水分補給量は大人と同じ量もしくはそれ以上の量が理想準備です。

「子どもの方が体が小さいのに」と思われがちですが、子どもは体の大きさに対して皮膚の面積が広いなどの理由から、体重当たりの水分量が成人の2倍であると言われています。

水分補給に最適な飲み物

汗を大量にかいたら水分だけでなく塩分や糖分も補給する必要があるので、水分補給するなら汗の成分と似たものが入ったもの、スポーツドリンクがおすすめです。

お茶は利尿作用があるのでかえって危険になります。

ジュースや乳酸飲料は糖分が多く含まれているため、小まめに少量、つまりダラダラ飲み続けるのは虫歯になりやすくなってしまいます。

ペットボトルを持ち歩くときの注意

ペットボトルなど直接口をつけて飲む容器の場合、「短時間で飲みきること」と「炎天下に置いたままにしない」を守ります。

口の中の細菌が容器の中に入って飲み物を汚染してしまうからです。

気温や湿度が高くなると飲み物の中の細菌が増殖し、飲み物を腐らせたり、食中毒のを起こす原因になってしまいます。

甘い飲み物は細菌のエサが豊富なので、水やお茶に比べて細菌が増殖しやすくなっています。

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体調に異変を感じたら直ぐに休む

めまい、頭痛、吐き気、倦怠感が熱中症の主な症状です。

ひどいときには意識を失い、命の危険さえあります。

少しでも体調が変だと感じたら涼しいところに移動するなどして体温を下げます(風通しの良い建物の影やエアコンの効いた室内など)。

それでも体調が回復しないようならば、医療機関の受診も検討してください。

周囲の子どもの様子にも注意

熱中症になるかどうかは個人差がありますが、小さな子どもほど熱中症のリスクが高いです。

同じ環境に子どもがたくさんいる場合、一人に熱中症の可能性が出たら他の子どもたちも危険です。

イベントなどで子どもたちが集まっているときは、自分の子どもだけでなく他の子どもたちの様子に気を配ることで、熱中症が重症化するのをみんなで防ぐことができます。

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