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埼玉県所縁の渋沢栄一氏が一万円紙幣の肖像画に選ばれる

深谷市出身の渋沢栄一翁が、2024年前半に変わる一万円紙幣の肖像に選ばれました。

同時期に五千円紙幣と千円紙幣の肖像も変更になります。

【一万円紙幣】渋沢栄一

【五千円紙幣】津田梅子

【千円紙幣】北里柴三郎

一万円紙幣の人物は1984年からずっと福沢諭吉です。

2004年の変更で五千円紙幣と千円紙幣の肖像は変わりましたが、一万円紙幣はそのままでした(一万円紙幣裏面のデザインは雉→平等院鳳凰堂に変化)。

約40年間の私の人生は「一万円札=諭吉」。

そのため今回の変化は私にとっても大きいですが、福沢諭吉の出身地である大分県民は「一万円の肖像はずっと福沢諭吉だと思っていた」と残念そうでした。

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渋沢栄一翁は「日本の資本主義の父」

渋沢栄一翁は深谷市出身で、『日本資本主義の父』として埼玉県民には幅広く知られています。

東京駅に使われたレンガの何割かが深谷市にあったレンガ工場のであったことから、深谷駅は東京駅に似ていて、深谷駅前には渋沢栄一翁の銅像があります。

東京駅に似た深谷駅には渋沢栄一氏の銅像があります。

渋沢栄一は何をした人か?

渋沢栄一は江戸時代から明治時代を生きた人で、討幕を目指して上京したが15代将軍・徳川慶喜の幕臣になりました。

江戸幕府が終わって明治時代になると大隈重信の薦めで大蔵省の官僚となり、官僚をやめて実業家になったあとは500以上の会社等の設立に携わってきました。

もともと渋沢家は藍玉の製造販売と養蚕に携わり、米・麦・野菜の生産もする豪農でした。

原料の買い入れや販売もするため渋沢家には商業的な才覚が求められ、渋沢栄一氏の現実的な合理主義思想の基礎はここでできたようです。

渋沢栄一翁について詳しく

渋沢栄一氏はどんな会社の設立に携わっていたか

紙幣デザイン変更は約20年に1回

紙幣デザインの変更は偽造防止が主目的となっています。

また、今回の新貨幣の発表は新元号「令和」の公表からわずか1週間であり、新天皇の即位と「平成」から「令和」への改元機運を一段と盛り上げる経済効果も期待されています。

偽造防止のための最新印刷技術・3Dホログラム

新しい紙幣は偽造を防ぐため、最新の印刷技術である3次元ホログラム(3Dホログラム)を導入すると発表されています。

― まねしにくい技術を採用し、犯罪防止につなげる ―

一万円紙幣や五千円紙幣は3Dホログラムで肖像が浮き上がって見え、右や左からのぞいても正面を向いた顔が追いかけて見えると発表されています(上や下からの見え方については不明)。千円紙幣にも小型のホログラムがつく予定です。

すき入れ(すかし)はより精巧な図柄になる

紙幣の白い丸や楕円形の白い部分は「すき入れ(すかし)」と言われ、光にあててすかすと図柄が浮かび上がります。新紙幣ではより精度の高い図柄を描くと発表されています。

数字を大きくして高齢者や在日外国人の増加に対応

新紙幣の額面表示は漢数字よりも洋数字を大きくして目立たせます。高齢者や訪日外国人にも読みやすくするための配慮です。紙幣の大きさは変わりません。

また、紙幣を識別するための通し番号「記番号」は、現在の9ケタ(最大)から10ケタへ変更されます。これにより、紙幣の流通量の増加にも対応できます。

キャッシュレス推進により経済効果は限定的という見方もある

今回の紙幣デザインの変更はキャッシュレス決済推進活動の中で実施されます。また、銀行は現在ATMを削減する方向に動いてさえいます。

そのため紙幣デザインの刷新による経済効果は、自動販売機の改修などを含めた経済効果は2004年以前の刷新に比べて小さいという見方もあります。

クレジットカードを初めて作る人向け

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