夜中に子どもが高熱を出す。
ママやパパが一度は経験していることではないでしょうか?夏休み明けのように環境の変化が起きる時期は、感受性の強い子どもほど敏感に察知して突然高熱を出す傾向があります。
診療時間外の夜間・休日、旅行先、引っ越してきたばかりで土地勘に明るくない場合など、どこの病院に行けば悩んだときには小児救急でんわ相談(#8000)を利用するとよいです。
今回は日本全国どこでも使える#8000について基本的な情報をまとめました。
[su_label]参考[/su_label]小児救急電話相談事業(#8000)について/厚生労働省公式サイト
埼玉県では、2019年7月半ばから、AIが救急相談にのってくれる『埼玉県AI救急相談』が本格的に運用開始します。
スポンサードリンク小児救急でんわ相談は#8000
夜間や休日に子どもが病気になったときは、小児救急でんわ相談を利用しましょう。
全国どこでも同じ短縮ダイヤルで、「#」「8」「0」「0」「0」です。携帯電話やスマホでも繋がります。
厚生労働省の政策なので、全国どこでも短縮ダイヤル(#8000)にかければ現在いる都道府県の相談窓口に繋がります。
旅行先ではその県の相談窓口につながる
例えば、埼玉県在住の人が静岡県にいるときにスマホで#8000をダイヤルすると、静岡県の相談窓口につながります。
小児救急でんわ相談では、相談内容に合わせて専門とする小児科医や看護婦など医療従事者に電話で相談できます。
相談は無料です(フリーダイヤルではないので通話料は有料)。
・症状に応じた対処方法
・受診が必要な場合はそのとき受診できる病院
#8000が使えない電話機もある
ダイヤル回線の電話や光回線のIP電話では#8000を利用できません(携帯電話はプッシュ回線なので利用可能)。
番号をプッシュしたあとに、ピポパポと音がしたら『プッシュ回線』、プツプツ何かが切れるような音がしたら『ダイヤル回線』です。
ダイヤル回線、IP電話、PHSから連絡する場合は、相談窓口の本来の番号に電話(埼玉県の場合は048-833-7911)してください。
各都道府県の相談窓口は厚生労働省の公式サイトで確認できます。
※埼玉県内からの連絡でも、都県境地域の場合は他の都県の相談窓口につながる可能性があります。
都県境の地域で利用する場合も直接相談窓口の電話番号(048-833-7911)にかけて下さい。
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埼玉県は大人も子どもも24時間対応
埼玉県の相談窓口では、急な病気やけがについて家庭での対処方法や医療機関への受診の必要性など、看護士さんが電話で相談に応じてくれます。
埼玉県の相談窓口は今まで大人の救急相談は「#7000」、子どもの救急相談は「#8000」を導入していましたが、2017年10月1日(日)から大人も子ども「#7119」(24時間365日対応)で受け付けることになりました(#7000、#8000も今まで通り使えます)。
#7119は国が普及を進める共通ダイヤルです。
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埼玉県救急電話相談(#7119)利用方法
#7119(又は、048-824-4199)に電話をかけると音声ガイダンスが応じます。相談したい窓口を選択します。
・子どもの相談(小児救急電話相談)
・大人の相談(大人の救急電話相談)
・医療機関案内(子ども・大人共に対応しています)
救急電話相談では次のような相談は受け付けていません。
また、救急電話相談は電話でアドバイスを行い、相談者の判断の参考とするものです。
決して医療行為ではないので注意しましょう。
- 医薬品の使用方法などの相談
- 病気の治療方針の相談
- 健康相談
- 介護相談
- 育児相談
- 身の上相談
医療機関案内を利用する場合は次の4点に注意しましょう。
- 歯科、口腔外科、神経科は案内できない
- 医療相談に対する回答はできない(あくまで受診をすすめる)
- 案内された医療機関を受診する前に、診療時間など必ず医療機関に直接確認すること
- 医療機関を案内出来ない場合もある
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#8000を利用してみた体験談
- 子どもが熱(39℃)を出した
- ヘルパンギーナ(伝染病)にかかった甥が来る
- 大きなこぶを作った
#8000を利用したのはこの3回です。
①と③は「対処法または医療機関を受診する必要性を知りたい」、②は「うつらないための対策を知りたい」でした。
①と③では細かく症状を聞かれました。
発熱の場合は何時から出ているか、こぶの場合は原因やどのくらいの大きさかを聞かれました。
緊急性をはかる重要な要素(ファクター)のようです。
幸いどちらも緊急に受診する必要はありませんでしたが、発熱の場合は解熱剤の有無と解熱剤を使う目安、こぶの場合は患部を冷やして24時間は注意するように言われました(特にケガをしてから3時間が要注意)。指示が明確でとても分かりやすかったです。
②については”ヘルパンギーナ”という病気について説明してくれて、例え症状が治まっていてもウイルスが残っている可能性が高いため飛沫感染等に気を付けるように教えてもらいました。
また、オムツをつけている場合はオムツから感染することもあるのできちんと処理するように教えてくれました。
使用済みのオムツはビニール袋2重で包んでもらうように甥っ子のママにお願いしました(二子が生まれた時点でベランダに使用済みオムツ入れのバケツを準備済み)。
おもちゃなどは小まめに除菌アルコールのウェットシートで拭くようにしました。
今ならばクレベリンスプレーがおすすめです。
[su_label]ー この記事はここで終わりです -[/su_label]
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