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ツバメの巣、縁起はいいけれど生活の邪魔になりやすい

数日前からうちの周りでよくツバメを見かけます。

どこかに巣を作ったのかな、と思ったら隣の家の出窓の上でした。

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ツバメは可愛いけれど、掃除とか考えるとなぁ

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旦那の意見に全面的に賛成。

糞の被害はもちろん、営巣時に泥や草が落ちることもあるし、野生の巣にはイガなど衣類を食べる虫や吸血ダニが発生したり、ヒナを狙って蛇やいたちなどの害獣が来ることもあります。

ツバメは飛んでいるのを「可愛い」と見るくらいにしたいです。

今回はツバメの巣について。

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「ツバメの巣=縁起がいい」の理由

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ツバメの巣ができると「縁起がいい」というけれど、どうして?

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ツバメが巣をつくる家は「繁栄する家」と言われます。

ツバメは天敵から身を守れる場所に巣をつくるため、巣を作った軒先の家は「人の出入りが頻繁な家=活気のある家」と言われます。

また、野生のツバメが「安全」と判断したその家は自然災害に遭いにくいとも言われています。

さらに、ツバメは陽当たりが良く風通しの良い場所に巣をつくるため、その家はエネルギーの循環がしっかりしていて病人が出ない(健康的)とも言われます。

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ツバメは幸運の象徴として大切にされています。

ヨーロッパでは復活祭イースターの時期に戻ってくるため、「復活と再生」を象徴する鳥とも言われているそうです。

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ツバメって蚊やハエとか、虫を食べてくれるんだよね?

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はい、そのため農村部ではツバメを殺すこと、ヒナにイタズラするといった行為は禁忌でした。

昔は農薬を使わないことが一般的だったので、害虫を食べるツバメは農村部の人たちにとってかなり有益な鳥だったようです。

蚊やハエを食べることで、それらが媒介する感染症の予防にも役立ちます。

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産卵後の巣を壊したら、鳥獣保護法違反

日本には、「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律(鳥獣保護管理法)」があり、この法律によってツバメなどの野鳥は守られています

具体的に「ツバメの巣」については、都道府県知事の許可がなければ、卵やヒナがいる巣を壊せません。

違反した場合は、1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科せられます。

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ツバメっていつ頃産卵するの?

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ツバメの巣作りの時期は、東北以外の本州は4月中旬~7月中旬が一般的で、巣を作り始めて1~2ヶ月ほどで巣に卵を産みます(年2回産卵)。

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これはあくまでも目安で、卵を産むタイミングには個体差があるので、法律違反にならないように巣を撤去するならば、巣を作り始めて直ぐが望ましいです。

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ツバメに巣を作られないようにする対策

 ・防鳥ネットを張る

 ・ガムテープなどを貼って壁面をツルツルにする(泥が付きやすい凸凹したところが好まれる)

 ・CDなどキラキラしたものをぶら下げる(天敵である猛禽類の目に見えるらしい)

 ・黒いビニール袋をぶら下げる(天敵であるカラスに見えるらしい)

 ・ヘビなど天敵の模型をおく

ツバメに巣を作らせないようにする対策として有名なものをまとめました。

ツバメに営巣地として狙われている場所によって効果的な対策が異なりますが、ガムテープと防鳥ネットが効果高めのようです。

天敵作戦はいずれも「ツバメが慣れてしまった」という評価が多いです。

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バラのある家は鳥害が少ない

ツバメを含む鳥は、バラのニオイを嫌うと言われています。

ハト対策にはバラが効果的」という話も聞きます。

バラには棘があり、鳥は棘で体が傷つくことを知っているからと言われています。

一般的な鳥の忌避剤で、バラのニオイ仕様のものも少なくないそうです。

バラの花期は4月~6月が一般的で、その時期を過ぎてからの鳥害対策にはローズゼラニウムを利用すると良いそうです。

ローズゼラニウムもバラのニオイで、開花期は4月~9月と長く、ツバメの営巣の時期をカバーできます。

同じく、鳥はミントのニオイを「毒」と判断して忌避するようです。

[su_label]ー この記事はここで終わりです -[/su_label]

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