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関東平野部、河川の氾濫のほか内水氾濫に要注意

rain drops

Photo by Pixabay on Pexels.com

液体は温度が高くなるにつれ密度が低くなる

この原理に基づいて作られたのがインテリアで人気の【ガリレオ温度計】です。液体の中でモノが浮くには モノの密度<液体の密度 である必要があるため、中にいれるモノの重さを空気を使って調整しながら、ガリレオの温度計は軽いモノから順に高温の温度札が付けて温度が分かるようになっています(精度・確度は高くない)。

我が家のガリレオ温度計が示せる最高気温は28℃。この夏はエアコンを使っていないと余裕で30℃を超える室温に全てのガラス玉が下に沈んでいることもよくありました。


記念に名前などを入れることができます(彫れる文字は英数字のみ)

観測史上最強の原因は今夏の猛暑

2020年夏は外気温が40℃近くになることも多くありました。

この猛暑は日本周辺の海水の温度も上昇。8月の月平均海面温度(速報値)によると関東南東方で29.3℃(平年差+1.6℃)、沖縄の東では30.7℃(平年差+2.1℃)と温水プール並みの温さ。その結果台風10号は温かい海上で勢力増強、気象庁は『観測史上最強クラス』と2020年9月6日~7日にかけて日本に最接近する台風10号に対して1週間ほど前から警鐘を鳴らしています

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1週間ほど前から厳重な警戒を訴えるケースは稀だが、気象庁の予測では9月6日時点での台風の中心気圧を915hPaと予測しています。

台風10号は今後特別警報級の勢力まで発達し、9月6日~7日にかけて奄美地方から西日本にかけて接近または上陸するおそれがある

台風10号については勢力が大きいため進路から離れている関東も他人事ではないです。何しろ台風の影響による雨と風の被害は、台風の雲の渦の向きの影響で台風の東側の方がひどい傾向にあります(台風が引き寄せる温かく湿った空気の影響で雲が発達しやすい)。

埼北で気を付けたいのが河川の氾濫と内水氾濫です。河川の氾濫については皮の近くや地形など予測がつきますが、内水氾濫については住宅地で予兆もなく起きます。熊谷市は実績データで内水ハザード(マップ)を作成しています。

内水氾濫とは
大雨の影響で排水が上手くいかずに溜まった水が原因で起きる道路の冠水や床下・床上浸水のこと。排水先の水位が高くなってしまったり、排水施設の能力を超えてしまうと排水が滞ってしまいます。

参考

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