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コロナ禍で雑草伸び放題、蚊による感染症に注意

 コロナ禍により市民清掃ができなかったせいか、2020年の夏は歩道や公園などに大量の雑草が生えています。長引いた梅雨により雑草が伸びやすい環境だったのも、雑草伸び放題に拍車をかけているようです。

 雑草が増えることで注意したいのが蚊の被害、特に蚊が媒介する感染症です。

 2020年夏、シンガポールではデング熱が流行しています。平年よりも気温が高めで、蚊の繁殖数が多かったことが原因と考えられます。

コロナウイルス感染症×デング熱で、シンガポールの医療現場はひっ迫しているとのこと。

 2020年1月1日~8月5日の期間の感染者数は22,403人に達し、過去最高を記録した2013年の1年間の感染者数を上回っているそうです。

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蚊の繁殖を抑える方法

 蚊の繁殖を抑えるには自宅の周辺に水たまりを作らないことが大切です。水たまりを2~3日放っておくと蚊の幼虫(ボウフラ)がわいて、蚊が大量発生してしまいます。

 ・植木鉢の受け皿や遊具にたまった水は小まめに捨てる

池など水が処理できない場合は、蚊の幼虫の孵化を阻害して繁殖を防ぐ銅を入れておく方法があります(銅板、銅線、銅を含む硬貨など銅イオンが発生するものなら良い)。

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蚊に刺されないための対策

蚊に刺されない対策は次の通り。 

 ・蚊取り線香をつける

 ・殺虫剤をまく(一時的な効果)

 ・虫よけスプレーを使う

 ・長袖を着る

 ・雑草やグランドカバーなど下草を伸ばしたままにしない ←コロナ禍で今年は公共エリアの雑草の処理が不十分

 蚊は飛ぶのが下手なので基本的に何かにとまっています。吸血するために人に近づくときも、いつでも留まれるように下草の間を縫うように飛んでくることが多いです。

 下草を短く刈って蚊が飛びにくくすること、壁や天井に殺虫成分を吸着させるタイプの殺虫剤などとても有効です。

 コロナ禍で庭はもちろん、公共の歩道や公園に雑草が茂っていませんか?

 雑草は蚊の温床となるので、公共エリアでも進んで除去することは社会の利益につながります。感染症で病床がいっぱいになってしまったら、いざ自分が必要なときに困りますから「情けは人の為ならず」と言えるのでしょう。

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