・バラにつくアブラムシやイモムシの量がいつもより多い
・玄関周りをたくさんコバエが飛んでいる
日々の生活から今年(2020年)の夏は虫が多いような気がしていたところ、農林水産省が「2019-2020年の【暖冬】の影響で2020年夏は虫が多い」と発表しました。
昨年の冬は寒い日が例年より少なく過ごしやすかったです。
しかしこれは虫も同じ。
本来寒さに耐えきれないはずが暖冬で越冬できてしまい、そのあとに来る夏は虫の個体数が例年よりも多くなるわけです。
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農林水産省が公表する令和二年度病害虫発生予報の第一号(四月版)から第四号(七月版)によると、埼玉県を含む南関東で例年より発生が多く農作物等に影響を与えるのが「アブラムシ」と「ハダニ」です。
確かに今年はバラの新芽という新芽にアブラムシが大量についていて駆除が大変です。
個人的には今年困らされているのが「イモムシ」。
とにかく例年にない大量発生で、大量に葉に群がる姿に「うわっ」と腰がひけました。
葉の端から食べられているので、原因の害虫はおそらくチョウレンジハバチの幼虫。子の幼虫はおしりを跳ね上げているのが特徴です。
チョウレンジハバチの幼虫は食欲が旺盛で、我が家のバラも例年なら葉を茂らせ青々としていますが、枝・茎・葉脈だけになっている状態です。
チョウレンジハバチの幼虫は農薬で駆除することができます。
成虫を見つけたら捕殺して駆除、枝に卵が産みつけられていたら枝ごと切除か爪楊枝等で卵をつぶして孵化を防ぐ必要があります(早期対策・早期駆除が大切)。
害虫の被害を受けた植物は弱くなり、弱くなれば人間と同様に病気にもかかりやすくなります。
そうなる前に害虫を駆除して、殺菌して、土壌を活性化させて植物に元気の源(栄養)を与えたいところ、これをたった一本で実現できるのが『木酢酢(液)』です。
木酢液は木炭を作るときに発生する水蒸気を冷やして回収した液体で、有機酸・アルコール・フェノール類・ビタミン・ミネラルなど200種類以上の成分が含まれている殺菌・殺虫能力が高い液体です。
ホームセンターやドラッグストアで売っていて、原液そのままではなく100倍以上に薄めて使うのが一般的なので一本で広範囲をまかなえます。
購入するときは透明で深い赤茶色のものが良質な木酢液であり、黄色く透明な木酢液は肌につける用のため農薬の効果は薄いです。
木酢液をまくと木を燃やした酸っぱい、何かを燃やしたかのようなすえたニオイがします。
この木酢液のニオイには蚊やコバエを寄せ付けない、害虫に対する忌避効果も期待できるので玄関周りやベランダ、蚊が発生しやすい湿度の高い場所にまいておくと良いです。
動物が本能的に嫌がるニオイなので、野良猫などの糞尿被害を減らす効果があります。
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