先日、栃木県産の採れたてアスパラを食べて、筋がなく柔らかいそのアスパラの虜になって、家庭菜園でアスパラを育てようか悩んでいます。
アスパラを育てている人は意外と多くて、私のまわりにも義父と友人の2人います。
友人宅ではアスパラ育てて6年目、春になって出てきたのをちょいちょい摘んで食べているそうです(単身赴任の旦那様が食べられる機会はかなり少ないとか)。
今回はアスパラの育て方について。
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一度植えれば約10年間収穫可能
上手に育てることができれば、一度植えたアスパラから10年くらいは収穫できます(多年草)。
根がかなり深く、広く張るので、植木鉢やプランターで育てる場合は丈夫で深いタイプのものを選ぶと良いです。
多湿を嫌うので赤玉土を多めにする
アスパラは多湿を嫌うので、アスパラを植える土壌は赤玉土を多くします。
赤玉土:腐葉土:バーミキュライト=7:2:1
さらに、アスパラはアルカリ性土壌を好むので、石灰を用土1リットルに対して2gほど混ぜます。
アスパラの苗か根株を植える
アスパラは種から育てることもできますが、超上級者向け。
初心者は幼苗もしくは根株から育てるべきです。
根株の植えつけは4月下旬~5月上旬がよく、根株の中央にある芽を上に向けて、できるだけ拡げて植えつけます。
鉢の場合、根株を渦巻き状にして、芽を鉢の真ん中に来るようにすると良いそうです。
水やり
アスパラは多湿に弱いので、水はあまりあげなくても良いそうです。
夏の高温期でも、週1回の水やりで十分だそうです。
多湿を嫌いますが、乾燥し過ぎもよくないので、ワラやおが屑などのマルチング材で土を覆うとよいです(マルチングは冬越えでも大切)。
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植えつけから3年間は収穫しない
植えつけして最初の3年間は収穫せず、アスパラが栄養を蓄えられるようにします。
その後も栄養状態を維持するために、
・細いものは収穫せずに放置する
・収穫期間は6月まで(以降は収穫せずに放置する)
販売している苗な根株については、業者がそこまで育てて出荷しているため直ぐに収穫してよいものもあります。
アスパラは光合成して自力で養分を作りますが、鉢やプランターなど土に限りがある場合は土の肥料が減ってやせてきてしまいます。
土が痩せるのを防ぐため、次の3回のタイミングで追肥します。
・3月~4月 発芽を助ける
・5月 生育を助ける
・10~11月 冬を越す準備
肥料は野菜作り用の、総合タイプが良いそうです。
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収穫したアスパラの保存方法
収穫したアスパラは、中の水分がなくならないように袋に入れて保存します。
ビニール袋も素材によって空気の漏れ具合は異なり、「ジップロック袋タイプ」のようにツルッとした手触りのビニールは水分を逃がしにくいです。
アスパラのように上ににょきにょき伸びて育つものは、冷蔵庫の中でも立てて保存した方がいいそうです。
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