サンスベリアを久しぶりにケアしました。
サンスベリア(サンセベリア)は2002年頃に人気が出た観葉植物で、「有害物質を吸収して空気をキレイにしてくれる」というキャッチコピーで評判になりました。
サンスベリアはサボテンのように硬く膨らんだ葉をしているので多肉植物のようなイメージを抱いていたため、水やりも「思い出したときにやる」くらいの頻度でした。
しかし、サンスベリアは観葉植物なので、乾燥に強いといっても「観葉植物の中では」というもの。最低限の水やりは大事で、水が少なくなると葉がしわしわになります。
水やりを忘れすぎて、葉がしわしわを通り越してぱたりと折れてた(‘◇’)ゞ
[/word_balloon]よく生き残っていましたね( ゚Д゚)
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「エコ・プラント」とは?
NASAの研究で見つかった浄化効果のある植物
NASAの言う「エコ・プラント」とは、毒性のある有機化合物を除去する効果の認められた植物です。
NASAでは密閉された宇宙船内の空気浄化のために「空気をきれいにする植物」について研究を重ね、様々な植物に毒性のある有機化合物(ホルムアルデヒド、トルエン、キシレンなど)の除去効果があることが分かりました。
毒性のある有機化合物は宇宙だけの問題ではなく、私たちの身近にある「シックハウス症候群」の原因物質でもあります。つまり「エコ・プラント」の研究はシックハウス症候群の改善効果も期待できるのです。
NASAの植物研究といったら「地球以外の星でも育つ野菜」なんていうイメージが強かったよ。
[/word_balloon]エコ・プラントTOP5
NASAとParents Centerが発表した「空気をきれいにし、子どもにも安全なエコ・プラントTOP5」、基本的にどれも日本の園芸店で簡単に手に入る植物です。
第1位 オリヅルラン
第2位 サンスベリア(虎の尾)
第3位 ドナセナ(幸福の木)
第4位 ポトス
第5位 アグラオネマ
「子どもに安全な」という選定基準があったため選考から外れた様ですが、スパティフィラムやアンスリューム(アンスリウム)は空気の浄化力が高いです。
初心者からベテランまで楽しめる観葉植物、多肉植物、塊根植物、鉢花の他、ガーデンツールまで幅広く取り扱うGreenSnap。
人気の「Table Plants」は土の代わりにスポンジを利用しているため、倒れても土で床や机が汚れず、臭いや害虫の心配が少ないそうです。鉢の代わりにクリアカップを利用しているので、水切れも予防できます。
参考:ガーデニングガイド畠山潤子さん監修「お部屋にエコ・プラント&エコ・グリーンを」(All About)
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サンスベリアの育て方
『サンスベリア』はエコ・プラントの中で最も空気の浄化力が高いとされていて、ニオイの元となるキッチンやペットのいる部屋に置く人が多いです。
サンスベリアは暑さや乾燥に強いものの、寒さには弱くて10℃以下の生育環境では育ちにくいので埼玉県では室内管理が適しています。
また、葉に水を置く含むサンスベリアはマイナスイオンや水分を放出するため、室内の保湿効果があります。
1日2~3時間は日光にあてる
サンスベリアは陽当たりが悪い場所でも育つ植物ですが、サンスベリアの特徴である濃い緑色の葉の色を維持するには1日2~3時間日光を当てると良いです。
但し、夏の強い日差しにあてると葉焼けするので、夏は半日陰で、午前中に日光浴をさせると良いそうです。
冬は水をあげない
サンスベリアを枯らしてしまった原因のほとんどは「根腐れ」といわれていて、根腐れを防ぐには冬は水をあげずに葉水程度にしておくことが大切です。
サンスベリアは10℃を下回ると生育がとまって水をあまり吸い上げなくなるため、屋外で育てている場合は一般的に10月頃から水の量を減らし、11月~2月の冬の期間は水を一切あげないことが多いです。室内の場合は10℃以下の環境になりにくいので、土が乾いている場合は少し水を上げると良いです(葉水では足りない)。
室内で育てる観葉植物の多くに起きることですが、葉の上にホコリが溜まって光合成が妨げられることがあります。葉水をしたら雑巾で葉を拭ってほこりを除去するようにすると良いそうです。
2年に1回植え替えをする
サンスベリアは成長が早く、直ぐに根詰まりをしてしまいます。根詰まりは植物の成長を妨げるだけでなく、根腐れの原因にもなります。
植え替えの頻度は2年に1回、5月~8月に実施すると良いそうです(株分けも同時期)。サンスベリアの鉢の土は赤玉土を多めにして、乾燥しやすくします。
肥料は遅効性の固形肥料を与える
肥料は遅効性の固形肥料を、4月~7月に1回、そして10月に1回与えます。植え替えをする場合は、植え替えてから肥料を与えます。
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室内で育てるサンスベリアは休眠するのか?
サンスベリアは気温が10℃以下になると休眠するけれど、室内だと暖房の効果で冬でも10℃以下にならないよね。
[/word_balloon]室内のサンスベリアは置き場所などで休眠時期が変わり、休眠しないことも少なくありません(窓辺に置いてあるのは休眠しやすい)。
[/word_balloon]じゃあ、水やりは?
[/word_balloon] サンスベリアの葉や土の状態を見て、水やりが必要か判断します。
水が足りないと葉がしわしわになり、こうなったら冬でも水をあげます(土が乾いている=水不足とは限らない)。しわしわになっても手遅れではなく、徐々に水を吸って元気になっていきます。
水やりの頻度の目安は室内の最低気温です。
10℃以下になる期間は水やりを控える、10℃より高い状態が続き始めたら2ヶ月に1回を目安に水を上げます。また夏が近づく4月頃からは土が完全に乾いてから4~5日に1回、9月頃からは土が完全に乾いてから7~10日後にたっぷり与えるようにします(根腐れを防ぐため受け皿の水は捨てます)。
[su_label]ー この記事はここで終わりです -[/su_label]
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