家庭菜園といえば「陽当たりのよい場所」が理想的ですが、住宅地になると中々陽当たりの確保は難しい。
実際、うちには建物やプランターの陰になって1日中陽が当たらない場所があります。
今年の春、ここにミョウガを植えました。
うちは夫婦でミョウガ好きで、量を買えばそこそこ値段もする。
一度根付くと長く採れると聞いたので、それなら今年から育ててみようと決意しました。
調べてみるとミョウガは育てやすい。
・病害虫被害がほぼない
・一度植えつけるとほとんど手間がかからない
・毎年収穫できる
え、いままで買って損した気分です。
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ミョウガ、2~4月上旬に植えつけ
ミョウガの球根(地下茎)は2月からホームセンターなどで販売され始めます。
ミョウガは土の下の根っこで増えるので、出回り始めるころの2月は球根、終わりの4月頃には苗で売っています。
いまは4月なので苗を購入しました。
ミョウガの球根(地下茎)を植える場合
気温は気にせず購入したらすぐに、地上面から深さ5cmほどの場所に埋めます。
埋めたら上に堆肥、腐葉土をかぶせます。
太い大きな球根を約15㎝の長さに切って植えるのが一般的ですが、今年の収穫を目指すならばそのままの方がよいそうです。
2~3芽に細分化してしまうと、大株になるまでの時間がかかり、その年の収穫が難しくなってしまうようです。
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ミョウガ、家庭菜園のデッドスペースで良い
ミョウガは直射日光を必要としないので、家庭菜園のデッドスペースになりがちな日陰で栽培できます。
地下茎が育つので、プランターで育てる場合は30cm以上深さのあるものがよいそうです。
但し、ミョウガを育てるには風通しが良いところがいいです。
ミョウガを栽培する土は水持ちがよく、通気性がよい腐葉土が多く含まれた土がよいです。
ミョウガを植えた場所は乾燥させてはいけない
水やりは欠かさずしっかり行います。
ミョウガを植えた場所が乾き過ぎると蕾が付かず花が咲かなくなってしまいます。
わらを敷けば通気性を保ったまま効果的に乾燥を防ぐことができます(水やりはわらの上からで大丈夫)。
今回ミョウガを植えた場所は1年を通してジトッとしている場所なのでワラは使わないことにしました(ワラがカビるなどして他の植物への病気が心配)。
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ミョウガ、成長したら追肥と剪定
ミョウガは風通しの良い環境を好むので、成長してきたら追肥しつつ間引きもします。
1プランターあたり化成肥料20gを目安に追肥
ミョウガの芽がある程度まで成長したら追肥します(化成肥料)。
葉が茂ったら根元から切って間引きする
葉が茂って株のまわりが混み合ってきたら、葉が開ききったタイミングで根元から切ります(間引き)。間引きの間隔は7~8cmです。
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ミョウガ、7月後半以降に収穫
ミョウガを植えた翌年以降は7月終わりから収穫できます。
ミョウガは土から顔を出したばかりのところを摘み取ります。
収穫するときは花の根元をつかみ、ねじりながら引っ張るように採ります。
収穫は早めに行います。
花が咲いてしまうと食感が悪くなり味が落ちてしまいます。
ミョウガを植えた年は株の成長が不安定で収穫できないこともあります。
初年度に収穫できた場合もその時期は9月頃と比較的遅めの傾向があります。
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ミョウガを収穫した後の正しい処置
ミョウガの収穫が終わると葉だけになります。
放っておいても地上部が枯れるだけで特に問題はありませんが、翌年に向けて適切な処置をしておくと良いそうです。
・地上部は地面ギリギリの場所で切ってしまう
・球根を掘り出して、そこに堆肥を混ぜ込み、球根を戻しておく
やらなくても問題ありませんが、やっておくと翌年の収穫量が向上するそうです。
また、地上部が枯れても地下茎は残って越冬するので、土は常に湿った状態にしておきます。
ミョウガを上手に育てるならば、2~3年に1回地下茎を掘り出して整理します。
・古い地下茎は取り除く
・太くて新しい根を優先して残し、全体の半分くらいに整理する
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