喪中はがき(年賀欠礼、欠礼状)が友人から届きました。
喪中はがきはその年に近親者を失くした場合に出す挨拶状です。不幸があった翌年は正月祝いをしないというのが一般的なので、年始の挨拶を失礼するという意味になります。
アラフォーになると欠礼状が毎年届きます。
個人の年賀状もプロの印刷屋に依頼して作る昨今、欠礼状にいたってはほぼほぼ印刷屋が作成したものを出す人が多いです。
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喪中はがきを出すときのマナー
喪中はがきとは『喪中につき新年のあいさつを失礼すること』を報せることが主目的ですが、身内の不幸を報せるために出すこともあります。
喪中はがきは誰に出す?
喪中はがきは年賀状のやりとりをしている人に出します。
葬儀に参列するなど先方が喪中であることを知っていても喪中はがきを出すのが基本です。
喪中はがきを出さなかった人から年賀状が届いた場合は、1月7日を過ぎるのを待ち寒中見舞いを出すと良いです。
喪中はがきはいつまでに出す?
喪中はがきは年賀状を準備する前に、12月初めまでには先方に届くように準備(手配)します。
挨拶状ドットコム 喪中はがき
喪中はがきで押さえておくポイント
喪中はがきの際出し人は独身の場合は個人名、既婚の場合は夫婦連名が基本です。
喪中はがきは“誰が亡くなったのか”分かるように故人の名前(フルネーム)と差出人との続柄を書きます。自分から見た続柄が「義父」や「義母」のような姻戚関係者でも、夫婦連名の場合は「父」「母」と書きます。
欠礼状の文面に決められた文言はありません。
インターネットで調べた文面をそのままというケースも多いですが、個人との想い出を盛り込むと”丸写し感”がなくなり好印象です。
また、新年の挨拶を遠慮することを伝えるために『年賀の挨拶』と書かれている喪中はがきもありますが、厳密にはマナー違反です。慶事を意味する『年賀』は使用せず、年始・年頭・新年などの単語に置き換えると良いです。
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喪中はがきをもらったときのマナー
喪中はがきが届いたらその人に対して年賀状は出しません。
喪中はがきの差出人に対して寒中見舞いを出す人もいますが、喪中はがきに対して何も返事を出さなくてもマナー違反にはなりません。また、最近では控えめなデザインのクリスマスカードで返事を出す人も増えています。
喪中はがきで亡くなったことを知ったとき
付き合いの程度によりますが、一般的には電話や手紙でお悔やみを述べるのが良いです。
電話や手紙でお悔やみを述べるのが良いです(付き合いの程度による)。
手紙の場合は「初めて御不幸を知り、驚いております」「おさびしいことと存じますが、いかがお過ごしですか」などで始め、最後は「くれぐれもお身体に気をつけて」で締めくくることをおすすめします。
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寒中見舞いの基本的なマナー
寒中見舞いは冬の最も寒い時期に書く便りなので、年始の挨拶状というより先方の安否を気遣う言葉とこちらの近況などを書く形が一般的です。
<文例>
寒中お見舞い申し上げます。寒さが厳しくなりましたがいかがお過ごしでしょうか。おかげさまで、私ども家族一同元気に過ごしております。・・・(略)・・・ご家族の皆様には お身体を大切にお過ごし下さいますようお祈り申し上げます。
寒中見舞いを出すタイミング
寒中見舞いは寒の入り~立春の前日(1月5日頃~2月4日頃)に出すようにします。
寒中見舞いを年賀状の代わりに出す場合
年賀状は1月7日を過ぎたら出さないのがマナーなので、年賀状を出し損ねてしまった人が寒中見舞いを出すケースも多いです。
喪中はがきを出していないけれど年賀状をもらった場合の文例
喪中のため、年始のご挨拶を差し控え失礼しましたが、今年もよろしくお願い申し上げます。
年賀状を出しそびれてしまったときの文例
年賀状を頂きながらご挨拶が遅れまして申しわけ ございませんでした。
新春のご祝詞をいただきながらご挨拶が遅れ、まことに申しわけございません。
[su_label]ー この記事はここで終わりです -[/su_label]
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