マイホームの建築が進み、週末は現場で電気配線の位置や数のチェックをしました。
コンセントのユニットや、照明スイッチのユニットは柱に取り付けます。
そのため現場は壁がついていないスケルトン状態で寒かったです。
現場には釘やネジも落ちているため、秋~冬の現場確認は温かい格好をして、厚手のスリッパを用意しましょう(スリッパは工務店が用意してくれることもあるので事前の確認が大事)。
照明の取り付け位置まで含めて1つ1つしっかりと確認するので全部で90分くらいかかりました。
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現場で実際の広さを確認しながら位置決め
柱に取り付ける照明ボックスやコンセントボックスは、注文住宅の場合は自分たちの背の高さや動線に合わせた位置に取り付けることができます。
実際の広さや高さの中で確認すると、図面上では分からかったところが解消されやすいです。
特に実感するのが、照明の取り付け位置です。
今回の現場確認の後、断熱材などを入れて壁が作られるので、電気配線についての確認はこの1回きりとなり、この後からの変更は工事の変更となって追加費用が発生することもあります。
満足できるコンセント配置は難しい
いまの私たちの生活はかなり電気に依存しているので、電気配線については当日十分に検討しても「こうすれば良かった」と後悔するとか。
特に多いのがコンセントの数。
失敗を防ぐためには、多いと感じる程度に設置しておくと良いそうです。
ちなみに設計プランとして平均的なのは、1部屋に2口コンセントが2つずつ、だそうです。
コンセントに関する失敗事例
・コンセントが家具で隠れた
・キッチンにコンセントが少ない
・子ども部屋のコンセントが少ない
・収納エリアにコンセントが欲しかった
コンセントについては、そこで使う可能性のある家電をイメージするとよいとか。
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コンセントの種類
住宅用のコンセントは、
・単相100V電源コンセント
・単相200V電源コンセント
・TVコンセント(アンテナ)
・ガスコンセント
・LANコンセント
単相100V電源コンセント
一般的に「コンセント」と呼ばれるところで、2口形状と4口形状が一般的です。
テレビ周辺や台所など、電気機器が集中するところには4口形状が多く採用されています。
電源が生活動線の基準となる現代では、1部屋に4口が平均的で、2口を2個対角でつける人が多いそうです。
単相200V電源コンセント
大きな電力が必要な家電が増えているため、単相200Vコンセントを設置するケースが増えています。
工務店さんにもエアコン用やIHクッキングヒーター用コンセントは単相200Vを勧められます。
ちなみに、後から単相100V→単相200Vに変更することは可能です。
DIYで変更する人もいるようですが厳密にはダメです。
電気関係は死に至る事故や火事などが発生する可能性が高いので、第二種電気工事士など必要な資格を持たない人には工事できません。
TVコンセントとLANコンセント
TVコンセントは、電力供給用のコンセントとは別にTVアンテナとつながる口がついているコンセントです。
LANコンセントの場合はTVアンテナではなくLANケーブルとつながった口がついています。
無線LAN(Wi-Fi)を導入している家庭が多いのでLANコンセントは住宅に1つ、一方でTVコンセントは各部屋に1つずつ設置している住宅が多いようです。
ガスコンセント
ガスコンセントは他のコンセントと異なり、電気でなくガスが通っています。
都市ガス導入エリアでは設置するケースが増えているようです(ガス使用機器とコンセントをつなぐ線は専用のもの)。
ガスは漏れる可能性があるから扱いが難しそう打と思っていましたが、ガス会社で購入できる専用のプラグがついた規定の管を使えば、管を抜いたときに栓がきちんと閉じる仕組みになっていて漏れる心配はほぼ無いそうです。
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コンセントの設置位置
コンセントの設置位置は、床面から25~30cmの高さが一般的です。
デフォルトはこの高さ。
しかし、「床面から25~30cm」という高さは床や畳に座って生活する形を想定したものです。
現代のように椅子やソファに座って生活をする場合は低すぎると感じることも。
コンセントの設置位置は使う用途に合わせるべきです。
例えば、掃除機を使うときに挿すコンセントは床面から40cm程度が便利とか。
小さな子どもやペットのいる家庭では、スマホや電池の充電用に高い位置、照明スイッチと同じ110cmくらいの位置にコンセントがあると便利。
また、勉強机や書斎机周辺のコンセントは高めの位置、70~90cmの高さが便利だそうです。
洗濯機、冷蔵庫、エアコン用のコンセントは一般的に適した高さで付けられます。
洗濯機用は床面から約110cm、冷蔵庫用は約180cm、エアコン用は約200cm(状況により5~20cmほど前後する)。
冷蔵庫はトラッキング現象を防止するために高い位置に設置することが推奨されています。
洗濯機用は漏電防止のために洗濯機より高い位置につけるのが安全上推奨されています。
[su_label]ー この記事はここで終わりです -[/su_label]
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