以前から気になっていた入間市の『トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園(Tove Jansson Akebono Children’s Forest Park)』に行ってきました。
ムーミン童話をモチーフにしたとありますが、建物の形状を含めて公園全体がとても不思議な空間でした。木の間から見える風景は日本の都市なのですが、それが遠くに見えるような、現実味のない絵画のような、「異空間ってこんな感じなのかな?」という気分でした。
入間市が管理している総合公園の1つなので、入場料・駐車場代などがかからず無料で1日中遊べます(園内には全品テイクアウト可能なカフェあり)。「天気の良い日はとても混んでいる」と聞いたので閉園2時間前に行きましたが園内には予想よりも人がいました(駐車場やトイレの利用は問題ない)。
オムツをした子供を連れて行っても問題ありません。オムツは持ち帰る必要がありますが、トイレにはオムツ交換スペースがあります。
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トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園とは?
「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」は、ムーミン童話の世界をモチーフとして1997年に誕生し(当時は「あけぼの子どもの森公園」という名称)、2017年にムーミン童話の作家であるトーベ・ヤンソンさんの名前を冠した「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」と改名しました。
※公園内のデザインはあくまでもムーミン谷のイメージを参考にしたものであり、ムーミンの世界そのものが作られたワケではありません。
総合公園全体はとても広いですが、「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」部分は4歳の子どもがトコトコ1周歩いてちょっと疲れる程度の広さです。遊歩道も一部を除ききちんと舗装されているので歩きやすいです。
右奥に見える青い個性的な建物が『カフェ・プイスト(Cafe Puisto)』で、北欧の雰囲気に包まれながらの飲食が可能だとパンフレットに書かれていました(全メニューがテイクアウト可能)。
今回は食事の時間でなかったので利用しませんでしたが(子どもは食べるよりも遊ぶに興味津々だった)、キッズスペースやキッズメニューもあるようなのでいつもで子連れで行きやすそうです。
住所 | 〒357-0046 埼玉県飯能市阿須893-1 |
電話番号 | 042-972-7711 |
開園時間 | 9:00 – 17:00(季節によって変更あり) |
休園日 | 月曜日(祝日の場合は翌平日) |
公式サイト | https://www.city.hanno.lg.jp/akebono |
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靴を持ち歩けるビニール袋を持っていこう
子どもがかなり気に入ったのは『きのこの家(Mashroom House)』、北欧版カラクリ屋敷です。1日中かくれんぼが楽しめるに違いない空間です。
裏口から入ると広い空間があり、「何に使われる部屋か」と想像が膨らみます。
外から見ると2~3階建ての建物ですが、建物内は全体的にスキップフロアになっていてとても広く感じました(私は5階くらいの高さの建物に感じました)。安全に配慮された上りやすい階段ですが、階段の昇り降りは疲れました。
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子どもの好奇心が刺激される空間
子どもは窓があればとりあえず覗く、扉はとりあえずくぐる…その姿はRPGの世界。
北欧風のカラクリ屋敷、隠し扉がたくさんあって、隠れるところもたくさん。階段下のスペースはミニチュアのオモチャもあって、子ども部屋のよう。
ミニチュアのオモチャに子どもは興味深々。「触っちゃダメ」という注意をきちんと守りつつ、じっと観察していました。
冒険心と好奇心が刺激されたので、帰りの車内のふたりはぐっすり夢の中です。
北欧風のデザインが好きな人にもおすすめの公園。まるで公園一帯が北欧ムーミンの世界っぽいです。カフェの中の家具とかお洒落で、大人でも丸一日ここでのんびりできそうです。
我が家は無垢床&無垢材家具を使って北欧風の、ナチュラルテイストなインテリアにまとめようと・・・家中に散らばる子どものオモチャを片付けながら奮闘しています。
関連記事:北欧風のインテリアに整える5つのポイント | 『 』
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光と陰の絶妙なバランスでインスタ映え
建物内には照明はあるものの、外に比べると薄暗いため窓からの風景が絵画のよう。建物に空いた穴のような窓から射しこむ日の光は心地よいです。
スタンドグラスもきれい、色ガラスは光を通すと神秘的です。
Tomi Glass公式オンラインショップ建物内で撮った写真は何の設定をしなくても、自動的に光と陰が良いバランスでおさまります。インスタ映えを狙える環境でした。動画を撮っている人も多くみかけました。
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ムーミン童話が壁に飾られる
白い壁に飾られた木の板には、ムーミン童話の一場面が彫られていました。洒落ていて目を引きますが・・・子どもはずんずんと先に進む。
公園内には他にも建物がありましたが、子どもは大変気に入った『きのこの家』から離れず、他を見に行くのは断念・・・次回の楽しみにします。子どもたちが本を読めるようになったら『森の家(Forest House)』の図書コーナーをみんなで楽しめると思っています。
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