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iDeCoの「加入者」と「運用指図者」の違い

確定拠出年金(DC)は、企業または個人が口座に毎月一定額の掛金を拠出し、その掛金(拠出金)を定期預金や投資信託等の金融商品で運用し、将来の年金として資産を形成していく仕組みです。

「年金」なので原則60歳まで現金として手にすることはできませんが、その分税制優遇などのメリットがあります。

毎月の掛金は5,000円から千円単位で設定できます。

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確定拠出年金のうち、個人で加入しているのを『iDeCo』と言います。

iDeCoでも「口座に毎月一定額の掛金を拠出して運用し続けること」が前提となっています。

ただ、加入者によっては「収入が減る」または「収入がなくなる」という理由で毎月の拠出ができないこともあるため、iDeCoには毎月の拠出を無しにして、これまでの資金を運用するだけに出来ます。

この「運用だけ」の人を、加入者と区別して「運用指図者」と呼びます。

運用指図者になっても、所定の手続きをすればまた加入者に戻ることができます。

【運用指図者になるときの注意】

運用指図者になっても、運営管理手数料がかかります。

手数料はいままで運用していた資金から支払われるので、手数料より運用益を多く出さないと資産が目減りします。

運営管理手数料は金融機関によって異なります。

私は2016年に退職したときにiDeCoに移管、金融機関は「運営管理料が安い」を理由にSBI証券を選びました。

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