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初めて発令、『電力需給ひっ迫警報』

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2022年3月22日に初めて発令された「電力需給ひっ迫警報」って?

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電力需給ひっ迫警報は、電力の余力が3%を下回る場合に発令する警報です。
この制度の制定は比較的最近、2012年に作られました。

警報がでると、特定の電力供給地域では節電が重要になります。

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だから近所のスーパーが急遽20時閉店になったのか。

ひっ迫の原因は16日に発生した福島県沖の地震が原因で東北地方などにある火力発電所の一部が停止したから?

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その他にもう一つ、電力の需要が高まる事象の発生、今回の場合は季節外れの寒さがあります。

警報が発令された22日の東京の気温は正午でも1.9℃と真冬でもめったにない寒さ、これによりエアコンや暖房器具の利用も大幅に増える(需要増加)と予想されました。

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電気の余力が0%になったら(電力の使用率が100%)になったら、どこかで停電が起きるの?

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可能性はゼロではありませんが、22日は実際に100%を超えた時間帯もありましたが、どこでもブラックアウトが発生していません。

発表によると、火力発電所を通常以上に稼働させたり、ほかの電力会社から電力を融通してもらったりすることで100%の超過分をなんとか賄ったそうです。

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まだまだ綱渡り、か。

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予告ない停電を防ぐためにも節電が重要になります。

寒いときの節電のポイント

 ・暖房の設定温度を20℃にする

 ・暖房を効果的にするためにカーテンなどを閉めて断熱する

 ・必要がない照明はこまめに消灯する(スイッチON/OFFで電力は多く必要としない)

 ・照明に調光機能がある場合は「暗め」にする(明るさを60%にした場合は20%節電効果がある)

 ・トイレの便座はフタを絞めて電気便座を保温する(1日あたり約15%の節電効果がある)

 ・便座の設定温度を「高」から「低」に下げる(1日あたり約約45%の節電効果がある)

 ・家電の省エネ機能を活用する

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