関東は6月14日に梅雨入りをしたようです。
今年の梅酒も漬けて終えて幾日、今年は梅雨入り宣言なしかと思った矢先の宣言でした。
高温多湿の梅雨はあまり嬉しくないというのが本音ですが、水の確保や農業などにおいては重要な、必要不可欠なものです。
梅雨があるのは自然なこと。
梅雨に備えて子どもの雨具の準備、カビ対策、洗濯物のニオイ対策、そして熱中症対策が重要になります。
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梅雨入りとは?
「梅雨」とは6月から7月中旬の、雨や曇りの日が多い、日照時間が少ない”季節”を指し、「梅雨入り」はそんな季節が”始まる日”です。
春一番のように明確な定義がないため、気象庁が各地方に設置した予報中枢官署がその地方の今後の天気予報を見て「梅雨入りっぽい」と感じたら「〇月〇日梅雨入り」と宣言します。
関東地区の場合は「東京管区気象台」の人が宣言を出します。
梅雨入りは毎年必ず宣言されるのか?
「今年の関東の梅雨入りは6月14日」と宣言されましたが、過去には梅雨入りの日を決めかねて特定の日付で宣言できなかった年もあります。
また、梅雨入りの宣言は9月頃に実際の天気を見てから確定するそうです。
つまり梅雨入り宣言したものの実際の天気次第で「実は梅雨入りは〇月〇日だった」と変更になることもあるということです。
梅雨の時期には集中豪雨に要注意
前線が停滞する梅雨の時期は数時間に渡って大雨を降らせる『集中豪雨』が発生しやすいようです。
集中豪雨は河川の氾濫や土砂災害を引き起こし、また建物の浸水や道路の冠水といった洪水被害が発生させる危険があります。
空が真っ暗になる、雷鳴や稲妻が起きるといった現象は、集中豪雨の前兆にあたり、天気予報で「大気の状態が不安定」「天気の急変」等の表現があるときは注意が必要になるようです。
豪雨に備えた子どもの雨具選び
集中豪雨のときは薄暗くなるなど視界が悪くなるので、子どもの雨具は黄色や白っぽい色がよく目立つため安全です。
リフレクター(反射材)をつけておけば車のライトを反射するためドライバーから気づかれやすくもなります。
激しい雨のときはカサよりも両手が使えるレインコートがおすすめです。風が強い場合はカサがあおられて道路に出てしまうなどの危険もあります。
私もWORKMANで買ったレインコートを使っていますが、今のレインコートはすごい撥水力で、買い物や子どもの送り迎えのときにとても便利に活用しています。
ランドセルを背負ったまま着れるレインコート
「梅雨」という言葉はもともと中国の言葉
梅雨は日本だけでなく台湾や韓国、中国の華南や渦中の沿岸部でもあります。
もともと「梅雨」という言葉は中国の言葉で、「梅の実が熟す頃に降る雨だから梅雨」という説と、「黴が生えやすい時期の雨だから黴雨と呼んでいたものの語感が悪いので季節に合った梅の字を使った」という二つの説があります。
梅雨の時期に気をつけたい3つのこと
梅雨に増えるカビ(黒カビ・赤カビ)
28℃前後の気温で高湿度となる梅雨の時期はカビが繁殖しやすいので、トイレや風呂場などの水回りの掃除頻度を上げる必要があります。
カビ取りまで強力なものでなくても、小まめなアルコール消毒でも十分カビの抑制効果はあります。
カビの繁殖を抑えるには湿度を60%前後に抑える必要があるので、自然換気やエアコンを使う等で室内の湿度を挙げないように気をつけます。
水気は湿度を上げる原因となるので、洗面所や風呂場などを使用した後は吸水タオルやスクレーパーなどを使って水気を抑えて湿度を上げないようにしましょう。
梅雨に悩む洗濯物のニオイ(生乾き臭)
洗濯物の生乾き臭の原因は雑菌なので、酸素系漂白剤を使ったり、アイロンやガス乾燥機など熱を使うのはニオイ対策として有効です。
※塩素系漂白剤を使うと脱色してしまうので酸素系を使うこと
※電気乾燥機の温度は70℃前後、ガス乾燥機の温度は80~130℃
また雑菌は水気のあるところで増殖するので、乾くまでの速さも重要になります。
夏用の衣類は速乾性の素材のものに変える、除湿器を使って乾くまでの時間を短縮するなどが有効な手段となります。
梅雨の時期から危険度が上がる熱中症
気温は30℃前後でも湿度が高く、未だ体が暑さに慣れていないことから、梅雨の時期は熱中症になりやすいです。
熱中症は体の畜熱と放熱のバランスが崩れることで起こります。
通常体内に熱がこもるとヒトの体は血液を体の表面に集めるなどをして発汗し、汗が乾くときの気化熱と併せて放熱します。
しかし湿度が高いと汗が乾きにくいための放熱が上手くいかず、結果体内に熱が籠りやすくなってしまいます。
また湿度が高いと汗そのものもかきにくく、結果体内に水分がたまって浮腫みなどを発症し、血液が巡るのを阻害してより体温が上がりやすくなってしまいます。
6月から始まる夏の暑さと先人の知恵
日本の古都・京都には6月だけ、厳密には6月30日にだけ食べる和菓子『水無月』があります。
平安時代に誕生し長い歴史がある「水無月」は、白く美しい三角形の土台の上に甘煮の小豆がきれいに並ぶ涼やかな様相、それもそのはず「水無月」は氷に似せて作られたものだからです。
平安時代、宮中の貴族たちには「夏越の祓※」という行事のときに氷を食べて暑気払いをする風習があり、それを庶民も倣おうとしましたが当時の氷は氷室に保管された大変貴重なもの。
※鳥居の前に茅を編んだ大きな「茅の輪」が置かれ、その茅の輪をくぐることで半年間の穢れや災いを払い落として心身を清め、残り半年間の無病息災を願う行事
そのため庶民は夏越の祓のときは麦の粉から作ったういろうを三角に切って氷に見立てていたそうです。
また「水無月」に乗った小豆には魔を祓う意味合いがあり、魔よけの色である赤い豆の力で体から魔を追い払おうとしたそうです。
近年、同じく小豆を使って作られる「水ようかん」が熱中症を防ぐ効果のあるお菓子として注目。適度に糖分と塩分を接種でき、含まれた豆によって栄養が補給できるという優れものとか。
6月18日に
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